堂本かおる @nybct さんのツイート。
――オバマ大統領、一夜明けてのスピーチ。後半は若者たちへのメッセージ。「勇気を持て、シニカルになるな、自分は変化を起こせないと思うな。時には負ける。ある者が前進と思うことが他者には後退なこともあるが、それでいい。国が辿る道はジグザグだ」〔19:45 - 2016年11月10日 〕—―
僕は、
この意味深な演説を聞いて、
正直、
羨ましいと思った。
国が辿る道はジグザグであっても、
国民の意思を
反映して
という信頼があるからだ。
翻って、
日本の場合はどうか――。
竹山タル@takeiteasyya さんが
こんなツイート。
――【米国】世論調査やマスコミの前評判を覆す選挙結果。
【日本】世論調査やマスゴミの前評判どおりの選挙結果。
なんぼなんでも、なんかおかしくね?〔9:45 - 2016年11月11日 〕—―
日本は、
まさに世論調査から
見直していかなければならない。
可能なのかな。
日本のインテリたち、
たとえば、想田和弘@KazuhiroSoda さんなどが
他国のことなのに
トランプが勝ったのでは、
労働者の利害が損なわれるとばかりに
――民主的な選挙によって、(投票した人の多くはおそらくそのつもりもなく)民主制の事実上の廃止を決定してしまった。それが「トランプ勝利」の意味するところだ。この結果を普通の選挙結果のように扱ってはならない。一夜にして、米国は米国でなくなった。〔23:27 - 2016年11月9日 〕—―
と泡を吹くように憤慨している。
それは、
米国のメディアコントロールにまんまとしてやられたことへの
悔しさの吐露だと思う。
しかし、メディアに飲み込まれたのは、
言いたかないが、
今回が初めてではないだろ?
日本の国政選挙において、
いつも一杯食わされ続けてきたじゃないか。
それを思い起こしてほしい。
一例を挙げると、
エキサイトニュースが
「米労組、雇い主に有利な政策転換に懸念 トランプ氏勝利で」
などという記事を発信している
(下記〔資料〕参照)。
伝えられているのは、
ただの予想だ。
労働者の利害が損なわれる根拠にはならない(なお、想田和弘氏に関しては、拙稿「トランプがヒラリーに勝った理由」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d0edb64bbdf33e16403b1b3a8b48dd3b)。
〔資料〕
「米労組、雇い主に有利な政策転換に懸念 トランプ氏勝利で 」
エキサイトニュース/ロイター (2016年11月10日 13時13分)
☆ 記事URL:http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161110/Reuters_newsml_KBN1350C4.html
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国の労働組合は新たな共和党政権下で、労働法や規制の抜本的な改革に直面する恐れがある。新たな政権が雇い主に有利な政策に転換するとみられるためだ。
共和党は8日、大統領選に加え上下両院の過半数も獲得。トランプ氏と上院は次の連邦最高裁判事を指名する予定だが、最高裁では労働関連の訴訟も扱う。
米国州郡市町村職員連盟(AFSCME)のリー・サンダース代表は「とても難しい時期になりそうだ」と述べた。
懸念として、最高裁で今年争われた訴訟を挙げた。公共部門の組合が勝利を収めたが、評決では4─4と意見が分かれた。
最高裁は9人の裁判官で構成されるが、スカリア判事が死去したことに伴い、リベラル派と保守派が4人ずつで拮抗。トランプ氏がスカリア氏の後任に保守派の判事を任命すれば、状況が一変する可能性がある。
また、独立行政機関の全米労働関係委員会(NLRB)も、共和党の指名者が率いる見通し。
――オバマ大統領、一夜明けてのスピーチ。後半は若者たちへのメッセージ。「勇気を持て、シニカルになるな、自分は変化を起こせないと思うな。時には負ける。ある者が前進と思うことが他者には後退なこともあるが、それでいい。国が辿る道はジグザグだ」〔19:45 - 2016年11月10日 〕—―
僕は、
この意味深な演説を聞いて、
正直、
羨ましいと思った。
国が辿る道はジグザグであっても、
国民の意思を
反映して
という信頼があるからだ。
翻って、
日本の場合はどうか――。
竹山タル@takeiteasyya さんが
こんなツイート。
――【米国】世論調査やマスコミの前評判を覆す選挙結果。
【日本】世論調査やマスゴミの前評判どおりの選挙結果。
なんぼなんでも、なんかおかしくね?〔9:45 - 2016年11月11日 〕—―
日本は、
まさに世論調査から
見直していかなければならない。
可能なのかな。
日本のインテリたち、
たとえば、想田和弘@KazuhiroSoda さんなどが
他国のことなのに
トランプが勝ったのでは、
労働者の利害が損なわれるとばかりに
――民主的な選挙によって、(投票した人の多くはおそらくそのつもりもなく)民主制の事実上の廃止を決定してしまった。それが「トランプ勝利」の意味するところだ。この結果を普通の選挙結果のように扱ってはならない。一夜にして、米国は米国でなくなった。〔23:27 - 2016年11月9日 〕—―
と泡を吹くように憤慨している。
それは、
米国のメディアコントロールにまんまとしてやられたことへの
悔しさの吐露だと思う。
しかし、メディアに飲み込まれたのは、
言いたかないが、
今回が初めてではないだろ?
日本の国政選挙において、
いつも一杯食わされ続けてきたじゃないか。
それを思い起こしてほしい。
一例を挙げると、
エキサイトニュースが
「米労組、雇い主に有利な政策転換に懸念 トランプ氏勝利で」
などという記事を発信している
(下記〔資料〕参照)。
伝えられているのは、
ただの予想だ。
労働者の利害が損なわれる根拠にはならない(なお、想田和弘氏に関しては、拙稿「トランプがヒラリーに勝った理由」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d0edb64bbdf33e16403b1b3a8b48dd3b)。
〔資料〕
「米労組、雇い主に有利な政策転換に懸念 トランプ氏勝利で 」
エキサイトニュース/ロイター (2016年11月10日 13時13分)
☆ 記事URL:http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161110/Reuters_newsml_KBN1350C4.html
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国の労働組合は新たな共和党政権下で、労働法や規制の抜本的な改革に直面する恐れがある。新たな政権が雇い主に有利な政策に転換するとみられるためだ。
共和党は8日、大統領選に加え上下両院の過半数も獲得。トランプ氏と上院は次の連邦最高裁判事を指名する予定だが、最高裁では労働関連の訴訟も扱う。
米国州郡市町村職員連盟(AFSCME)のリー・サンダース代表は「とても難しい時期になりそうだ」と述べた。
懸念として、最高裁で今年争われた訴訟を挙げた。公共部門の組合が勝利を収めたが、評決では4─4と意見が分かれた。
最高裁は9人の裁判官で構成されるが、スカリア判事が死去したことに伴い、リベラル派と保守派が4人ずつで拮抗。トランプ氏がスカリア氏の後任に保守派の判事を任命すれば、状況が一変する可能性がある。
また、独立行政機関の全米労働関係委員会(NLRB)も、共和党の指名者が率いる見通し。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます