のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

一強多弱という言い方、どうにかならんか

2015年05月27日 10時02分39秒 | 国会論戦
本日付朝日新聞記事

「安保国会、怒号・ヤジで開幕 審議後半には退席相次ぐ 」によると、

――27日から本格的な審議を始める特別委員会の構成も全45人に対し、自公が32人を占める――

とのことだ。

☆ 記事URL:http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%ae%89%e4%bf%9d%e5%9b%bd%e4%bc%9a%e3%80%81%e6%80%92%e5%8f%b7%e3%83%bb%e3%83%a4%e3%82%b8%e3%81%a7%e9%96%8b%e5%b9%95-%e5%af%a9%e8%ad%b0%e5%be%8c%e5%8d%8a%e3%81%ab%e3%81%af%e9%80%80%e5%b8%ad%e7%9b%b8%e6%ac%a1%e3%81%90/ar-BBkgPy4?ocid=HPCDHP#page=2

「一強多弱」と言うよりは、

「多勢に無勢」だ。

非自公の皆さんには

同情、申し上げる。

しかし、それだけに国家での審議は、

きちんとNHKに中継して欲しい。

下のテレビ欄を

見て欲しい。



加藤郁美‏@katoikumi さんが指摘なさっているように、

国会の中継は、

「首相出席」「重要法案」「国民の関心」の

3要件をを満たしているぞ

(同人のツイート〔10:08 - 2015年5月26日 〕)。

本日の<戦争法案>13:00-衆議院本会議、

15:30-衆議院特別委員会の中継をやらないのはどうしたわけか。

集団的自衛権発動の新3要件も

こうやって無視するぞ

ということを伝えているつもりなのだろうか。

3.11を忘れない(新党憲法9条応援)@reborn52601577 さんが

怒りを伝えるべく、

NHKに電話をしたそうだ。

その報告をされている。

――重要な安保法制の審議入りの今日、NHKは国会中継行わず。なぜかとNHKに聞くと”編成局の判断”の一点張り。受信料を払っている聴取者への義務ではと言うと「NHKは受信料を受け取っていない。国からお金をもらっている」「ならば払わん」「受信料は放送法に基づいてお支払い下さい」とのこと〔16:41 - 2015年5月26日 〕――

このツイートにある、

「NHKは受信料を受け取っていない。国からお金をもらっている」

という認識は、

何だろうか。

受信料は、一種の税金であり、

直接、NHKが国民から徴収してもお上から頂戴するもの

という趣旨なのか。

もう既に、

日本は、民主主義を放棄したようではないか。

野党の中にあっても、

元気なのは、

共産党と維新の党だ。

前者は、

――戦争法案の審議が衆院特別委員会で始まった。NHKが今日は中継している。自民党・高村氏が最初に質問。共産党は志位委員長が午後4時ころから質問。高村氏は、抑止力抑止力、備えあれば憂いなしと、〈平和、安全〉を繰り返す。(津) 〔9:23 - 2015年5月27日 〕――と、

他の党の

国会中継があるのか否かを棚に上げ

自党の宣伝に邁進している

(赤旗政治記者 @akahataseijiのツイート〔9:23 - 2015年5月27日 〕)。



しかし、反自民の旗印の下、

民意を結集したいのなら唯我独尊にならないことだ。

後者は、

松野頼久氏が

小沢一郎氏に学んで

野党をまとめると勇ましい。


典拠:KK‏@Trapelus さんのツイート〔20:21 - 2015年5月26日

しかし、困ったときの

小沢頼みでは、

菅直人や野田佳彦、前原誠司と

何も違わない。

そうでないとはなかなか思い難いわけだ。

本当に、

反自民で統一勢力を作りたいなら、

小沢一郎氏が

表明した

安保法制閣議決定の日の安倍総理の談話についての見解を

しっかり読み解いてみることだ。

☆ 動画掲載サイトURL:http://www.dailymotion.com/video/x2rhwcu

この動画、

小沢さんの安保法制に対する反対表明があったがために

ユーチューブにUPしたらブロックされ

公開不可だったと、

旅人‏@tomoozw さんが報告している。

ビデオ・イム3・14から視聴できるので、

是非、主張内容を了解して、

安倍政権が

裏で手を回して、

なぜ、小沢氏の発言を封じようとするのか

しっかり考えてもらいたい。

小沢氏は、こう仰る。

「安保法案は第9条の問題があります。そこでは、国際紛争について、国権の発動たる武力の行使はできない、しないという風に書いてあります。ですから、そういう意味で、集団的自衛権であれ、注目されていませんが、個別的自衛権、これの拡大解釈は、非常に危険だと思います。戦前の大陸進出等は、すべて個別的自衛権の拡大解釈によってなされたものです。もし、安倍さんがそういうことやりたいと言うなら、まずは、憲法の改正の話を正面からして、自分はこうしたいという風になるべき(だのに)、自民党の憲法の修正案でも9条1項はそのままということにしておいて、こういう法制を作って事実を積み重ねて行こうというやり方は、非常に危険なことであって、法案の内容も抽象的であり、私は、賛成できません」

「中国の歴史は、漢民族の膨張の歴史なんです。それで、覇権を求めないと言っても、覇権を求めます。そういう意味での付き合いはきちんとやんなきゃいけないです。しかし、中国であれ何であれ、国際紛争が起きた場合については、日本は直接、自衛権発動という手段は取らない。じゃあ、どうすんだと言うと、それは国連を中心とした平和活動に任せる。そしてその平和活動には日本も積極的に参加して協力すると、そういうやり方、原則を私は、確立した上で、安保関連法案をやるべきだと思います」

これらの言葉を、

しっかりと胸に刻んで欲しい。

そうでなければ、

政局として対応したことにしかならない。


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