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東京新聞 / 「『いじめるなら、私を』 かばった女児に暴行 愛知の公立小3」

2014年07月03日 09時02分02秒 | 学校
〔資料〕

「『いじめるなら、私を』 かばった女児に暴行 愛知の公立小3」

   東京新聞(2014年7月3日 朝刊)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014070302000132.html

 愛知県三河地方にある公立小学校三年の教室内で、いじめられている同級生をかばおうとした女子児童が別の同級生三人から暴行を受け、一週間のけがを負った。二十代の男性担任教諭はその場にいたが制止できず、学校はすぐに保護者に連絡していなかった。


 学校によると、騒動が起きたのは六月三日午後二時四十五分ごろで、五時間目が終わった休み時間中。複数の児童からたびたび悪口などを言われていた同級生を見かね、この女子児童が「いじめるなら、私をいじめろ」と口にしたところ、一人の女児と二人の男児が「いじめてもいいんだってー」と、殴る蹴るの暴行を始めた。二人が女子児童を押さえつけ、一人が跳び蹴りする場面もあった。


 担任は六時間目の授業に来て、騒動を知った。多数の児童らを分け入って止めようとしたが、暴行は担任の目前でも続いたという。


 担任は「出血など目に見えるけがはない」として、女子児童を保健室に連れて行ったり、保護者に知らせたりしなかった。学年主任には報告し、学校が調査して五日、女子児童の保護者に事情を説明した。


 校長は「子どもが担任の指示に従わないなど、学級運営の問題は感じていたが、担任から相談はなく、様子を見ていた。担任は経験が浅く、学校の管理責任が問われる重大な問題とは考えられなかった。大変、申し訳ない」と話した。


 女子児童側は、学校の聞き取り調査や家庭訪問などを経て、加害者側の「謝罪を受け入れること」を了承したという。女子児童は六月下旬に登校を再開した。


 この問題で、小学校を管轄する教育委員会は一日に記者会見し、担任は今春に大学を卒業した男性教諭(23)だったと説明した。臨時の小中学校校長会を開き、経験の浅い教諭への指導強化などを求めた。

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