のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

毎日新聞 / 「福島汚染水:各国から厳しい指摘 IAEA説明会」

2013年09月19日 22時06分15秒 | Weblog
政府は、

株価を上げることに

熱中し、

福島事故のことは、

忘れていた!

という呆れた実態が

国際原子力機関(IAEA)総会における

各国の専門家に伝わったようだ。

政府は、

責任逃れの方便として、

「我々はサポーターの立場」

だという屁理屈を

用意していたようだった。

放射能の影響を心配する人たちに

対してした

2ちゃんねる等での

心ない書き込み、

バッシングを通して

東電を守っていたということなのだろうか。


■資料


「福島汚染水:各国から厳しい指摘 IAEA説明会」

   毎日新聞 2013年09月17日 11時06分(最終更新 09月17日 12時01分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20130917k0000e010137000c.html


 国際原子力機関(IAEA)総会の関連行事として16日夕、ウィーンで開催された日本政府主催の福島第1原発汚染水漏れ問題に関する説明会で、各国の専門家から抜本対策の遅れや規制当局のあり方などを問う厳しい指摘が相次いだ。第一義的な責任は東京電力にあると繰り返す日本側の説明からは「政府が責任をもって取り組む」(山本一太科学技術担当相)との意気込みが伝わらず、責任の所在のあいまいさを印象付けた。【ウィーン樋口直樹】

 説明会には、原子力政策を推進する経済産業省と、同省から独立した原子力規制委員会、廃炉に関する研究開発を行う国際廃炉研究開発機構などの担当者が出席。汚染水漏れの現状と、凍土壁の設置や浄化装置の増設などによる政府主導の解決策について、会場を埋めた100人以上の専門家らに説明した。

 だが、会場からの質問は今後の対策よりもむしろ、汚染水漏れの深刻化を招いた責任を問うものだった。スロベニアの規制当局者は「汚染水問題は原発事故直後から予想できた。なぜ2年以上もたった今まで持続的な解決策を見いだせなかったのか」と、厳しい口調で切り出した。

 これに対し、廃炉機構の担当者は、汚染水の漏えい部分の発見と修理に手間取っている▽原子炉建屋に流れ込む前に地下水をくみ上げて海に放出する計画が漁業関係者らの反対で困難になっている−−と説明。

 経産省の担当者が「法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。東電には資金もアイデアもなく、2年間も良くない状況が続いてしまった」と釈明すると、会場から「責任転嫁ではないか」との失笑が漏れた。

 一方、原子力規制委員会のあり方にも疑問の声が上がった。2007年に調査団を率いて訪日した仏原発安全当局者は「規制委員会の技術顧問が、問題解決を図るため東京電力にアドバイスするのは、原子力安全の責任分担をあいまいにするものだ」として強い懸念を表明。規制委員会側は「規制当局は電力事業者と一線を画すべきだが、福島第1原発事故に限り、問題の拡大を防ぐために行っている」と説明した。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿