のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

新幹線というテロの起きそうなところ ~ 薄い国内での危機意識 ...

2015年02月11日 18時59分53秒 | 日本の現状
ジャーナリストの

パスポートを返納させた。

これは、

国民の「移転に自由」(憲法第22条)に抵触する

行政行為だ。

しかし、政府としては、

これをもって

「国民に指一本触れさせない」

という首相の

空虚な宣言を実体あらしめる処置ということなんだろうか。

役人たちの

(どうだ!)顔が

目に浮かびそうでうんざりする。

ジャーナリストの拘束で、

我々国民が

手にしたのは、

リアルタイムでシリアの景色が見れなくなっただけのことだ。

そんなわけで、

孫崎 享‏@magosaki_ukeru さんが

シリアの今を伝えてくれる。

――今日の写真・過激なイスラム国を生み出す環境。日本人報道関係はシリアに立ち入り禁止だから、こんな状況は日本では伝わらない。http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/picturesoftheday/11402338/Pictures-of-the-day-10-February-2015.html?frame=3193738  …〔3:18 - 2015年2月11日 〕――


サイトに掲載された写真の撮影者、

Mohammed Badraは、

イギリスのニュースサイト「telegraph」に掲載されているところを見ると、

「イスラム国」に

人質を取られたことのあるイギリスの

記者なのだろう。

日付は、

10 February 2015となっている。

本当につい最近だ。

渡航は、

禁止されていないようだ。

危険か否かの

判断は、

ジャーナリスト各個人に

委ねる趣旨だろう。

大人の国の取る態度だ。

日本のようにびびって行かせないとなると、

イラクやシリアと溝が深まるばかりだ。

そのことによる損失に、

役人たちの

理解が及ばないということだろうか。

「行かせない」という

大人気ない処置によって気が付いたのは

日本の役人たちが

見事に分かっていないだろう、

次の事柄だ。

すなわち、

テロとして狙われるのは、

国外にいる邦人より、

国内の邦人なのだということ。

日本にいる限り、

大丈夫なわけではないのだ。

安倍晋三がテロの危険を日本に

持ち込んでしまったのだ。

多くの人は、

楽観的に過ぎる。

ちなみに、

僕がここが危ないと思うのは、

新幹線だ。

テロの標的になるのは、

いくつかの条件を満たしているからだ。

一つは、

密閉空間である。

これは、

持ち込む爆弾の威力を倍加させる。

二つは、

爆弾設置の盲点がある。

列車内後部座席だ。

三つは、

これが重要なのだが、

日本のシンボルであるような場所である。

テロリストたちは、

偶像を破壊して

自分たちの存在をしますようなところがある。

新幹線は、

日本の高度成長の産物であり、

その点、

破壊するに申し分ない条件を満たしている。

日刊ゲンダイに

標的の候補として「新幹線」とあったのを見たとき、

ぞっとした。

日本がテロリストに狙われる

蓋然性を

ほんの少しでも下げたければ、きっこ‏@kikko_no_blog さんが言うように、

ジャーナリストの前に立ち塞がるんじゃなくて、

まず、何より安倍某をイスラエルやエジプトに行かせないことだ!!

(きっこ‏さんのツイート〔7:48 - 2015年2月10日〕参照)。


〔資料〕

「新幹線大爆発 こうして起きる」

   日刊ゲンダイ(2015年2月11日付〈10日発行〉):「悪夢の始まり 国内テロ ここが危ない」


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