のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

虐めに対して「逃げろ」というアドバイスが意味をなさなくなっている…

2016年09月06日 02時27分23秒 | いじめ根性
岡口基一‏@okaguchik さんのツイート。

――いじめられっ子は,転校しても,ネットがあるため,いじめから逃れられない時代〔22:11 - 2016年9月5日 〕——



行為の裏返しのようないじめから、

黒人差別のように

最初から殺すつもりでの虐待のように、

ランクの違いがある。

日本の

学校でのいじめは、

人格否定の形をとっているものが多い。

直接、

命にかかわらないものの

当人にとっては、

落ち着く日がない。

しっかりと、

教育の原点に立ち返って、

皆で

取り組む必要があるだろうな。

思うに、

学生が最初から

「転校」

と言う切り札で

対処しようとしていた点に

盲点がある。

なぜって、

「逃げる」究極の形が

自殺だからだ。

周りの大人は、

安易に

逃げる方法として

「転校」を

示唆すべきじゃない。

そこを出発点にして

どういうアドバイスが有効か、

子どもたちのために

知恵を

貸してあげるべきだと思う。

僕が

忠告するとすれば、

次の事柄だ。

(1)人間関係は、変わる。案外、人って、見てないようで見ている。一生、虐められっぱなしなんてなこと、ありえない。

(2)サバイバーになる自信がある人って、美しいよ。虐められることで、今、君は、無料で超素晴らしいエステを受けているんだ。美しくなる修行中と思えばいいのだよ。


<追記>

人間社会では、虐められている者の方が往々強いという逆説がある。これは、強さがどこから来るかということに関連している。実は、対立しているように見える「優しさ」からだ。では、その優しは、どうやったら育つかというと、内省だ。いじめにあったとき、これをする絶好のチャンスだ。瀬戸内寂聴さんがこんなこと言っているという。「あなたは苦しんだ分だけ、愛の深い人に育っているのですよ」(夢を応援する人‏@dreamsupporters さんのツイート〔16:33 - 2016年9月7日 〕参照)。僕も同感だ。虐められた分、優しくなるし、その分強くなる。世の中を、きちんと見れるようになると思うな。それ、財産だから、自分の命、決して粗末に扱わないように!

2016年9月7日夕刻 記



〔資料〕

「浪岡中生自殺 転校検討もネット脅威で断念」

   Web東奥 (9月5日(月)11時3分配信)

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-05110312-webtoo-l02


 青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)が自殺した問題はこれまでに、遺族の主張や1日の市教育委員会の会見から、女子生徒が昨年から断続的に無料通信アプリLINE(ライン)で嫌がらせを受けていた可能性が浮かび上がった。父親(38)は取材に「今年5月に転校を検討したが、断念した。ネットで娘の悪口やうわさが転校先にも伝われば、逃げ場がないと感じた」と明かした。
 市教委によると、1年生の昨年6月からラインで悪口を言われるなど、女子生徒本人や両親は同学年の生徒らとの関係について学校側へ複数回にわたり相談。「進級時のクラス替えで配慮してもらったが、嫌がらせは4月のうちにまた始まった」と、父親は言う。
 5月の大型連休明け。両親が転校を本格的に考え出した頃、女子生徒も「転校したいなあ」と切り出したという。両親は手続きを調べ、隣の自治体の明徳、田舎館中など具体名を挙げながら約1週間、家族会議を続けた。しかし結論は「今の学校で頑張る」だった。
 「初めは転校で娘は助かると思ったが、同学年の生徒たちは近隣の他校生を含め広くネットでつながっていて、次第に、ラインやツイッターがある限り、逃げ場はないと感じた」と父親。女子生徒も同じ考えに至ったという。
 さらに女子生徒は、残される友人に嫌がらせが集中するのでは-として、「『自分だけ助かるなら転校したくない』とも言っていた」(父親)。その後、何かあっても「大丈夫」と言うようになったという。
 一方、学校側は6月、ラインに書き込んだ生徒を指導。市教委は会見で「7月の三者面談では(女子生徒側から)ラインについて気になる相談はなかった」としている。
 いじめの有無や、自殺の背景を調べる市教委の付属機関「いじめ防止対策審議会」は7日、初会合を開く。
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東奥日報社

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