古市憲寿氏が小沢氏のプライバシーに踏み込んだことについては、
「保身のあり方としても幼稚で無神経だと思う」
という意見に尽きるだろう
( kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic さんのツイート〔11:08 - 2016年6月20日〕参照)。
ところで、岡野八代@yot07814さんが
ネット討論会では
こんなに嬉々として憲法について話すのに、
街頭では語らない安倍首相に突きつけたい疑問があるとされる。
すなわち、
改憲は争点なのかということ
(同氏ツイート〔13:18 - 2016年6月20日 〕参照)。
サイト「BuzzFeed」に
これを争点にして、
「私が安倍さんに申し上げたいのは、この選挙で憲法9条を変えると、自分は変えたいと思っていると正々堂々と議論すべきじゃないですか。普段は言いながら、選挙になると隠して、黙って、これは争点じゃないという。まったくおかしい」
岡田代表の質問に対する安倍首相の反論を紹介している。
「我々は憲法改正草案を示してますから。何にも隠していませんよ。それを見ればわかることです」と。
国会でも
この答弁は見られた。
要するに、
何をどう改正するかは、
自民党が選挙に勝ってからのお楽しみというわけです。
☆ 記事URL:https://www.buzzfeed.com/satoruishido/abe-shinzo-constitution?tm_term=.dhrRRrDoYd#.hgLaa8YE4K
憲法のどこをどう改正するのか手の内を見せないというのは、
国民そっちのけで議論したいということだろう。
特定秘密保護法しかり、戦争法しかりだ。
有体に言えば、
安倍某の目指しているのは、
「憲法の改正」ではなく、
「憲法の破棄」だろう、米軍に求められるままに。
なお、誤解のないように、
申し上げておきますが、「憲法改正」は、
自民党の政策BANKというパンフレットに明記されています
(拙稿「自民党政策BANK」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d92b0b0e5c120de3c7427ba97c9edfbb)。
分かりやすく言えば、
これ、自民党の公約です。
野党の人の話を聞いていて分かりにくいのは、
なぜ、安倍某に
憲法改正は今度の参院選の争点になりますか
ということを聞くのか、です。
公約している以上、
選挙に圧勝すれば憲法改正という名の
憲法破棄に着手するでしょう。
問題は、
破棄の手順です。
それを明らかにしないのは、
国民無視です。
憲法が破棄される以前、
もうすでに
憲法の大原則である
「国民主権」が顧みられていないです。
それが
今回の参院選での最大の論点です。
国民は、
日本で何が起きようとしているのか
知らされていません。
それでいて、
政治の在り様を決定せよ
と迫られています。
もう少し、突っ込んで言えば、
首相でさえ、
状況が分かっていないかもしれないのです。
米国に対し、
それほどの属国状態です。
果たして、
このままでいいのか――。
今回の参院選の争点とも言っていいでしょう。
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