のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

今日6月23日は「慰霊の日」です   @沖縄

2018年06月23日 23時36分53秒 | 天皇制と戦争

今日6月23日は「慰霊の日」。

琉球新報 が

73年前の沖縄戦とはどんな戦争だったのか?3分の動画にしてくれた。

是非、見たらいい。

☆ 記事URL:https://ryukyushimpo.jp/news/entry-519092.html


井上 利夫@t_watabatakeさんが

こんなツイート。

――返信先: @zamamiyagareiさん
6月23日は慰霊の日。沖縄戦で組織的な戦闘が終了した日。平和の礎にはアメリカ人の名前も刻まれていること、韓国人慰霊碑があることを、知る人はどれだけいるのだろう。被害者も加害者も無く沖縄戦で亡くなられた命を慰霊する日が今日。
誰かを批判する日ではない。総理も知事も〔21:43 - 2018年6月23日〕――

記念式典での

沖縄の中学3年生、相良倫子さんの演説が、

感動的だ。



物凄く訴えかけてくるものがある。

完全な朗読は、

下の動画で見れる。




<追記>

とても素晴らしい詩だ。

「つまり…未来は今なんだ!」

という箇所など、中3の少女が書いたと思えない。

大下賢一郎@kemuchimanさんが

こんなツイート。

――この詩、14歳の女の子がつくった詩。例の「HINOMARU」あれ、32歳の大人がつくった詩。どう思うよ?〔8:40 - 2018年6月24日 〕――

ただ、僕がこの詩を聞いて感心したのは、

詩の奥深さもだが、

安倍晋三の

まったく無表情な顔つきだ。

ハエが飛んできたのか、瞼をしばたかせた場面があった。

反応があったのはそのときだけだった。

片や、僕などは、

中3の少女の朗読を聞きながら顔を涙でくしゃくしゃにしているというのに。

こんな美しい詩に接して無表情でいられるのは、

彼の特技なのか、脅威だった。

安倍晋三@AbeShinzoは、

――沖縄では苛烈を極めた地上戦で二十万人もの尊い命が無残にも奪われました。〔14:37 - 2018年6月23日 〕――

などと言っている。

しかし、大本営が国体護持のためにと、

本土決戦までの時間稼ぎをするため沖縄を投げ捨てたために失われた命だ。

自分の祖父が

その一端を担ったこと、分かっているのだろうか。

2018年6月24日昼 記



<追記>

mipoko@mipoko611さんのツイート。

――沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/310000c …
こんなに気高く力強い言葉を聴いたのはいつ以来だろう…ものすごいものを聴いてしまった…善も悪もなす人間の、最も気高く美しく誇らしい部分だけ集めて、固めて、磨き上げた、そんな詩です…奇跡の7分12秒…〔23:56 - 2018年6月23日〕――

――この相良倫子さんの詩は、マララさんのスピーチに匹敵する力があると思う。各国語に訳されて世界に広まって欲しい。いやマジで…〔0:01 - 2018年6月24日 〕――

同感だな。

2018年6月24日深夜 記



〔資料〕

「「あなたも知っているだろう。この島の悲しみを」14歳の少女が沖縄慰霊の日に訴えたこと(全文)」

   BuzzFeedニュース(2018/06/23 14:13 )

☆ 記事URL:https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/okinawa-ireinohi-73-02?utm_term=.nqyJRDQ6PX#.hfv6Mkbpz3


私は、生きている。
マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、草の匂いを鼻腔に感じ、遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。
私は今、生きている。
私の生きるこの島は、何と美しい島だろう。
青く輝く海、岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、ヤギの嘶き、小川のせせらぎ、畑に続く小道、萌え出づる山の緑、優しい三線の響き、照りつける太陽の光。
私はなんと美しい島に、生まれ育ったのだろう。
ありったけの私の感覚器で、感受性で、島を感じる。心がじわりと熱くなる。
私はこの瞬間を、生きている。
この瞬間の素晴らしさが、この瞬間の愛おしさが、今という安らぎとなり、私の中に広がりゆく。
たまらなくこみ上げるこの気持ちを、どう表現しよう。


大切な今よ、かけがえのない今よ、私の生きるこの、今よ。
73年前、私の愛する島が死の島と化したあの日。小鳥のさえずりは恐怖の悲鳴と変わった。
優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。
青く広がる大空は鉄の雨に見えなくなった。
草の匂いは死臭で濁り、光り輝いていた海の水面は、戦艦で埋め尽くされた。
火炎放射器から噴き出す炎、幼子の泣き声、燃え尽くされた民家、火薬の匂い。
着弾に揺れる大地。血に染まった海。魑魅魍魎のごとく、姿を変えた人々。阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。
みんな生きていたのだ。
私と何も変わらない、懸命に生きる命だったのだ。彼らの人生を、それぞれの未来を。疑うことなく思い描いていたんだ。
家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。仕事があった。生きがいがあった。
日々の小さな幸せを喜んだ。手を取り合って生きてきた、私と同じ、人間だった。
それなのに。壊されて、奪われた。
生きた時代が違う。ただ、それだけで。無辜の命を。当たり前に生きていた、あの日々を。


摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。
悲しくて、忘れることのできない、この島のすべて。
私は手を強く握り、誓う。奪われた命に思いを馳せて。心から誓う。
私が生きている限り、こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。
もう二度と過去を未来にしないことを。
全ての人間が、国境を越え、人種を超え、宗教を超え、あらゆる利害を超えて、平和である世界を目指すことを。
生きること、命を大切にできることを、誰からも侵されない世界を創ることを。
平和を創造する努力を、厭わないことを。

あなたも感じるだろう。この島の美しさを。
あなたも知っているだろう。この島の悲しみを。
そして、あなたも、私と同じこの瞬間を一緒に生きているのだ。
今を一緒に、生きているのだ。
だから、きっと分かるはずなんだ。戦争の無意味さを。本当の平和を。
戦力という愚かな力を持つことで得られる平和など、本当はないことを。
平和とは当たり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生きることだということを。
私は、今を生きている。みんなと一緒に。
そして、これからも生きていく。一日一日を大切に。平和を想って。平和を祈って。
なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。
つまり、未来は、今なんだ。

大好きな、私の島。誇り高き、みんなの島。そして、この島に生きる、全ての命。私とともに今を生きる私の友、私の家族。
これからも、共に生きてゆこう。
この青に囲まれた美しい故郷から。真の平和を発信しよう。
一人一人が立ち上がってみんなで未来を歩んでいこう。
摩文仁の丘の風に吹かれ、私の命が鳴っている。
過去と現在。未来の共鳴。
鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。
命よ響け。生きゆく未来に。
私は今を、生きていく。

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