のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ゆとり教育が目指していたもの

2016年05月05日 00時59分43秒 | 学校
ミスターK@かず@arapanmanさんのツイート。

――あと、この本(永井忠孝著『英語の害毒』)にはちょっと驚くような三浦朱門の言葉が紹介されている。政府の教育関係の仕事をしていた三浦は「ゆとり教育」の本当の目的は、できる者だけを伸ばすエリート教育だった、それが言いにくいから「ゆとり教育」と言ったんだと。〔11:28 - 2015年8月2日〕――



――ゆとり教育で重要なのは、学習指導要綱を超えた内容を学校で教えてはいけない「上限規定」が撤廃され、「最低基準」になったこと。富裕層は子どもにより高い教育を進学校で受けさせる流れが強化され、格差固定化に繋がっていると指摘。脱ゆとりになっても、学習指導要綱のこの部分は変わってないそう。〔11:38 - 2015年8月2日〕――

三浦朱門氏は、

曽野綾子氏の夫です。

二人とも

理由の判然としない

エリート意識にとらわれていらっしゃいます。

それについて、

真剣に分析されているブログ記事を見つけました。

タイトルは、

「東日本大震災 曽野綾子・三浦朱門夫妻と選民教育思想」です。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/yoo550204/e/80dc96d1f30b0d6fd50063277aab9961

三浦氏には

エリートでない人に対する

尋常ならざる僻みが

あるのですね。

「平均学力なんて低い方がいい。日本が平均学力を高水準に保ったのはできもしない落ちこぼれの尻を叩いた結果だ。その結果全体の底上げは出来たが、落ちこぼれの手間ひまをかけたせいでエリートが育たなかった。だから日本はこんな体たらくなんだ。したがってこれからは、限りなく出来ない非才無才は勉強などできんままで結構。勉強などせず実直な精神だけ養ってもらいたい。落ちこぼれに金と労働力をつぎ込まず、効率よくエリートさえ育てばいい」

という言い分に

理不尽な「落ちこぼれ」に対する言いがかりが読み取れ、

気持ちが沈みました。

そしてこれって、

意外に安倍晋三と共通した心性です。

恐らく、

あほMAX安倍は、

非エリートを支配するため、

立憲主義を

擲(なげう)たせようとしているのです。

世の中、「アホノミクス」という言い方、また、僕の「あほMAX安倍」など、

安倍晋三氏の

知性を疑っている人が多いです。

しかし、反・知性の権化であるはずの

その人が

案外にエリート主義だったんだという

理解は、

驚天動地です。

何とも皮肉ですね。

もっとも、

エリートとは、

金持ちの謂いだと理解すれば、

あほMAX安倍がエリート主義であっても

不思議ではないわけです。

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