のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

石原慎太郎氏 / 「(移民につき)彼らの心細さを理解し、受け入れろ」

2014年06月02日 19時44分55秒 | 経済生活
政府は、

年間20万人の

外国人労働者の受け入れを検討している。

石原慎太郎氏は、

移民の受け入れに賛成という立場を

明らかにした。

これまでさんざしてきた

在日朝鮮人への

バッシングとの整合性を問われて、

彼らの祖国の

態度への反応とした。

他面、

「(移民として入国する)彼らの心細さを理解し、

受け入れる寛容が求められます」

などと、

売国奴らしく利いた風なことを言っている。

移民政策で

懸念されるのは、

まだありうるかもしれない

福島県の被災地の

住民の「避難先」の確保という

課題への影響だ。

すなわち、

移住先として提供されうる地が

大量の移民に

囲い込まれてしまって

回せなくなってしまう恐れがある。

なお、この移民法は、

先頃、衆院を通過した事実上の

移民法

(「一日の法務委員会審議で事実上の移民法案が衆院を通過。<追記>」)

の話とは異なる。

麻生が言った

「ナチス政権下のドイツでは、憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わってナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」

という表現に見る、

ナチスの手口に学んだ

「こっそり改憲」に当たるものが

事実上の移民法だとすれば、

石原慎太郎が

取材を受けた年間20万の移民という方は、

憲法成文を改変する

「堂々改憲」にあたります。

風当たりに強いのは

後者です。

石原慎太郎が取材を受けたのは、

作家としての

言葉の能力を買われた上での

ことかもしれないです。

しかし、よくもまぁ、

白々しくも、

「私たちは彼らを責めてはいけない」

などと言えたものですね。



〔資料〕

「在日朝鮮人・韓国人へのヘイトスピーチについて石原氏の見解」

   SAPIO(2014.06.01 07:00)

☆ 記事URL:http://www.news-postseven.com/archives/20140601_255509.html


 政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。保守派には移民政策への反対論が多い。石原慎太郎氏はどう考えるか。

── 一部の日本人の排外主義は問題ではないか。在日朝鮮人・韓国人に対してヘイトスピーチを行なう者がいる。

石原:在日朝鮮人・韓国人の問題は移民とは別の問題です。歴史的に複雑な要素があり、彼らが差別を受けたこともあったと思います。しかし、一方で朝鮮総連がさまざまな建物を「外交機関に準ずる機関」の関連施設であるとして固定資産税の減免措置を受けてきたことは事実です。

 中には到底外交とは関係ない建物も多くありました。これでは多くの真面目な納税者は納得できないでしょう。私は都知事時代にきちんと税金を納めないならば競売にかけると伝え、それを是正しました。

 また韓国側が事実に即した歴史教育を行なわなかったり、要人が日本人を挑発するような発言を繰り返したりすれば、当然、日本人はよくない感情を抱くでしょう。在日朝鮮人・韓国人に限らず、外国人はどうしても母国の評判を背負ってしまう。

 本格的な移民時代を迎えれば、その種の問題は顕在化するでしょう。例えばフィリピンから移民を受け入れて、フィリピンと日本の間で軋轢が生じた場合、フィリピン系移民への視線が厳しくなる事態が考えられます。しかしだからといって、私たちは彼らを責めてはいけない。彼らの心細さを理解し、受け入れる寛容が求められます。移民への教育だけでなく、我々受け入れる側の教育も必要です。

※SAPIO2014年6月号


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