のんきに介護

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【福島】 放射能と暮らす”ガイド配布 忘れさせようとしているのは、放射能の脅威だけではない

2014年10月08日 18時09分15秒 | 放射能の脅威

典拠:ぺんこちゃん NUKE IS OVER! @penko0900 さんのツイート〔22:03 - 2014年9月29日

その内、

このガイドの姉妹編に

「戦禍の中で暮らすガイドブック」なるものが

発行されるだろう。

国民も徐々に思考停止を強要され、

汚染水で

紅茶飲めば、

幸せになるという都市伝説が

流布され、

こっそり実行に移す人が出るかもしれない。

しかし、これらの亡国伝説を

実践して可笑しくない

原子力推進の第一人者たちは、

放射能をもっとも回避する生き方をしていることだろう。

そこのところを忘れてはいけない。



ところで、

参考までに言っておきたいことがある。

放射能と暮らす”

というガイドが作成された

狙いの底にある

「原発の破局事故を風化させる動き」につき、

ニューヨーク・タイムズが

国会による「国会事故調の意識の継承」という角度から、

問題提起を行っている、

それの紹介だ。

すなわち、

国会事故調の成果を切り捨ててしまうことによって、

放射能の脅威を忘却してしまう意味だ。

事故の収束もできない内に

国会は、

事故原因の探求さえ放棄したように見える。

それにつき、

次のように問いかけている。

「『国会』事故調査委員会であったにもかかわらず、日本の国会は原発に対し、具体的な提案も要求も行わなかった。…(略)… 原子力産業界の利益誘導、そして政治的思惑から独立した原子力規制委員会はありうるか?」(サイト「星の金貨プロジェクト 」の記事、「フクシマの教訓と向かい合う世界、国会事故報告書を放り捨てた日本 」参照。
http://kobajun.chips.jp/?p=19383)と。

政府事故調の吉田証言のみが取り上げられ、

国会事故調の

鋭い分析が等閑に付されているのは、

歯がゆい。

そうやって、

折角の資料を生かせないままに、

今日、がっくりするような情報を手にしてしまった。

川内 博史‏@kawauchihiroshi 氏のツイートだ。

彼は、

こう言っている。

――原子力規制委員会から、国会事故調の「地震での配管損傷の可能性を排除できない」とする報告を否定する為の中間報告が出るようだ。そのような報告を出す前に、国会事故調メンバーに、なぜ現地調査をさせないのか?再稼働前提の恣意的、非科学的報告の謗りは免れない。〔14:04 - 2014年10月8日 〕――と。

上掲、ニューヨーク・タイムズの記事が

「充分な教訓も引き出さないまま、もはや国会事故報告書を振り返ろうともしない日本人」として、

国会の対応を非難する論調になっている。

しかし、原子力規制委員会が

国会事故調メンバーに現地調査を許さない等の挙に出ているのを

彼らは知らない。

知らないから責めているわけだ。

原発の問題は、

今や、日本国内に止まる問題ではない。

世界的な問題になっている。

そうした中、

事実の究明を阻害するような、

原子力規制委員会の、

「地震での配管損傷の可能性を排除できない」とする報告を

否定するための中間報告といった、

戯けた、恣意的な動きが明らかになった。

外国からの批判は、

たとえ、アメリカからのものであったとしても

ブレーキとして

機能していないということだろう。

私達が

今、問われているのは、

国会事故調査委員会のした鋭い報告を

このまま、

捨ててしまっていいのかどうかだ。

それを許せば、

私達は自ら真実から目を逸らし、

根本的な解決を放棄したことになるのではないか。

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