ほんとに止めて欲しい、新聞社の世論調査

朝日新聞官邸クラブ @asahi_kanteiによると、

橋下市長「復帰して」全年代で上回るのだそうです

（同アカのツイート〔23:01 - 2015年11月17日 〕参照）。

この調査結果、

とても違和感を覚えます。

昔から、

為政者に関しては「綸言（りんげん）汗の如し」だったはずです。

日常の雑事の事ではないのですよ。

橋下某の場合は、

一身上の進退に関して明言したのです。

引く引かないで言を左右すれば、

それだけで指導者の資質が問われます。

大阪に関しては、

出た汗を引っ込めてしまうような

そういうぶれまくりの君が

まとめ役として

指導者の座に就いてよいなどと、

他ならぬ

地元大阪の人間が思ったりするはずないです。

今回の世論調査の出鱈目振りには

度を越しています。



かつて先進国では、

マスコミに世論調査などという

役割りを背負わせないと聞いたことがあります。

実際、

世論調査の

“洗脳”的効果を考えると、

政治家との

距離が近い新聞社、

しかも「官邸クラブ」などと命名して恥じない連中が担当するなど

そもそも報道の自殺行為ではないでしょうか。

また、ネトウヨが

世論調査の洗脳効果に気付いたからか、

やたら

アンケートをとってますな

（たとえば、自民党絶対支持!民主党消滅を!憂国。 @masomek のアカ参照 ）。

こういう現象は、

決して好ましいものではありません。

「民衆は、こう思っているんだから、

こうしてやれ」

と言いたいのかもしれません。

しかし、どうすればいいかは議会で論じ、

決定すればいいのです。

そういう資格あればこそ、

「選良」

と言われるわけでしょ。

世論調査に現われる「世論」という虎の威を借りて

政治を決定するのであれば、

議会は不要です。