のんきに介護

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菅義偉官房長官 / 「(小保方氏は、実験失敗の顛末を)きちんと国民に説明すべきだ」

2014年12月23日 18時07分05秒 | 科学の情報
菅義偉官房長官が記者会見の席上で

小保方晴子氏について

「きちんと国民に説明すべきだ」

と言ったようだ

(きっこ‏@kikko_no_blogさんのツイート〔22:58 - 2014年12月20日 〕 参照)。

そんなことを言うのなら、

700億円かけた総選挙後、閣僚が誰一人入れ替えない

その理由をこそ疎明すべきではないか

と思う。

そもそも菅義偉官房長官は、

医学に

造詣があるのだろうか。

山崎行太郎氏が

「先端科学的議論にはなっていない」

と指摘されているようだ。

実に公平な立場での

評価と思う。

☆ 記事URL:http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20141022/1413917972

菅義偉官房長官のコメントを通して、

この事件の底を流れる

卑しさに目が行った人が多いのではないか。

大発見などというのは、

金を出しゃできるというような、

そんな甘いものじゃない。

初めっから分かっていたはずだ。

しかし、それでも金を出して支えたのは、

政権のエゴだったはずだ。

すなわち、

民主党政権が事業仕分けの対象として理研をやり玉に上げた裏返しで、

安倍内閣は、

同組織を持ち上げようとした。

歪んだ、そのような政治的野望に背中を押されるように、

笹井氏を中心とするチームは、

時期尚早な研究発表をしてしまったのだろう。

そして当然のように生じたのが、

若い娘が時代の寵児になってしまった反動だった。

嫉妬を受け、

論文のミスが指摘された。

事件の背景は、

そんなところだ。

しかし、それをもって、安倍某を非難できないから、

詰め腹を切らされるべく

笹井芳樹氏が自殺に追い込まれたのではないだろうか。

もし、本当に、

研究開発の土壌を育てたいなら、

大学に

公安警察の者を潜り込ませたりなど、

無粋な真似をするな

ということだ。

学問研究が花開くには

そういう政治の世界からの分離が何より大事であり、

それに尽きると思う。

小保方氏の実験の不成功を聞き込むや

説明せよ

と迫るのは、

発明発見を投資の対価と考えているからに違いない。

しかし、期待通りに行かないのが

恋と学問の世界だ。

大体、

「小保方氏バッシング報道」から

何が見てくるか、

学問的に考究しようとした場合、

実験が成功した場合との比較がなければできない。

そしてそれ、実験の成功は、

予想外の形で

未来において成就するのだろう。

少なくともスタップ細胞の存在を信じて

理研は、

登記申請を多額の金を出したのではなかったか――。

その後始末は、

どうつけたのだろう。

相変わらず、

放ったらかしではないか。

思うに、

「小保方氏バッシング報道」から

もし何らかの

教訓を引き出すべきだというなら、

科学を

株価のごとくに

操作し得るものとみなすな

ということだろう。

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