のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

高市政調会長(自民党) / 「学校給食の食材、全面国産化へ」

2013年04月02日 00時57分48秒 | Weblog
自民党の高市政調会長が

30日、今夏の参院選公約に、

全国の公立学校の学校給食用食材の

全面国産化を盛り込む検討に入ったことを明らかにしたそうです

(「読売新聞」〔2013年3月30日19時〕参照/リンク)。

理由は、

(1)現状維持だと、

500億円程度の国の補助が必要になる、

(2)TPP参加交渉のテーブルに着くことになったので

「国産品を食べる環境を作らないといけない」からだそうです。

円安のため、

輸入品はコストがかかり過ぎるんですな。

それで国産品を食べさせようと

する…わけですね。

しかし、この話、裏がありそうです。

要するに、

放射能食材の

捨て場所として、

子どもの口を選んだということです。

「ゆとり教育」が

採用されたとき、

それを決議した方達の子弟は

揃って、

私立の学校に転入し、

国立大学への進学率という序列が

あっという間に

私立一貫校と

6・3・3制の下にある

従来型の公立の小中高等学校との間で

入れ替わってしまった

と言います。

親が教育熱心ならば、

子どもは

当然、その影響を受けます。

もちろん、私学の努力もあるでしょう。

しかし、真相は、

それ以上に

国会議員を含む

エリート支配層たちが

心にもない教育方針に

賛成したため、

辻褄合わせで

受験勉強に熱心な我が子を

転校させる羽目になった

ということにあるのではないでしょうか。

勘ぐるわけではないけれど、

高市政調会長さんのお子さんたちは、

全国一律の

国産食材の給食を食されるのでしょうか。

言ってることは、

農家に優しいです。

しかし、思うに、

偽善の程度は、

「ゆとり教育」のとき以上でしょうね。

こんなニュース、

見つけてしまって…

今、とても暗澹たる気持ちです。

避難区域での

安易な出荷解除や、

放射能の検査対象となる品目を縮小するなど

目先の利益に振り回されて

子どもの命の問題が

脇に追いやられているのではないですか。






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