のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

大山 千恵子さんが紹介する「死刑囚90人の声」

2014年10月04日 20時26分51秒 | 文化


この絵、

死刑囚の林眞須美さんが描かれたものらしいです。

「千恵子@詠む...」

というサイトで見つけました。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/339e9aa67de8987005772aa126dec8ce

見ていて

鬼気迫るものがあります。

圧倒されました。

ところで、死刑囚には手紙が届かないのですね…

知りませんでした。

俗世間に声が漏れ出ないようにしているのでしょうか。

そのような制約下で発刊された

『死刑囚90人 とどきますか、獄中からの声』

という本は、

とても貴重です。

まさに獄中からの生の”声だからです。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/df87ba1cbca99104e6f38718f53a77e5

この本は、

福島みずほ氏が発したアンケートに、

監獄側のあれこれの嫌がらせを越えて答えた中身で構成されているようです。

さて、サイト管理人さんが乞い願っておられるのは、

死刑廃止です。

ただ、それを訴えるにあたって、

世の中には

あまりに多くの無理解が

障害として眼前に横たわっています。

その溝を超えるには、

理性的な説明が必要でしょう。

しかし、それだけでは足りないのですね。

死刑囚は、

自分と同じ人間だということ、

感性で

理解できないといけません。

ある人間が

死刑囚となるにあたっては、

本当に色々、

事情があるはずです。

無実であるという場合もあります。

また、刑の執行にあたって、

赤ちゃん返りしてしまっていて

罰する理由を見出しがたい場合もあるでしょう。

なにより、

刑の執行をする公務員に

死刑反対論者が

とても多いことに

この刑の根本にある合理性の不確かさを

雄弁に物語っていると思います。

しかし、誰もが死刑執行人になるのは、

好ましいことではないでしょう。

多分、内心で

とても傷つくと思います。

そこで、

そのようなトラウマになるような

体験をせず、

死刑囚を理解するため、

彼らのの魂の叫びとも言うべき

芸術的表現を

通して知ろうと

絵画展が

企画されたということでしょうね。

その報告として

下の動画「年報・死刑廃止2013 」があります。



また、「年報・死刑廃止〈2013〉 極限の表現 死刑囚が描く」

という書物が出版されたようです。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/chieko_oyama/e/2bad277451d1fd0865cfc157b5346e4a

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