これは、
軽いノリで書き過ぎと思う点、
3つほど述べさせて頂きます。
(1)長妻元厚労相が代表選で一人カヤの外にいることに関する評価について。
記事には、
「長妻元厚労相には人望がない」
という点を挙げて、
分析がお仕舞になっています(下記〔資料ー1〕参照)。
しかし、岡田氏に支持者の中には
野田氏がいます。
この人の政治的な立場は、
自民党との近似性です。
安倍某は、
波長の合う人間しか仲間と認めません。
その点、
岡田、野田コンビなら
(自民党が求めればの話ですが)
自民党との連立に前向きになるようです。
二人目の候補、細野豪志氏を支持するメンバーには、
前原誠一氏等、
日本会議に所属している人が3名いるようです
(拙稿「細野豪志氏の人間関係について」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2a4178ec8e962acdd234e8b08d608f7e)。
細野氏自身、「維新の党」との親和性があり、
共闘を模索されていると言います。
結局、細野氏が代表選を勝ち抜けば、自民党の補完勢力となりそうです
前2者の選択、
国民が残っているのかの問題です。
日刊ゲンダイの
「人望がある」という評価は、
単に群れているだけではないんでしょうか。
僕の目にはそう見えます。
代表選は、今日です。
群れるんでなく、
自由闊達な意見の交換のできる党に
生まれ変わらないと
民主党の明日はないように思います。
しっかりと“一人で立つ”、
という価値観に立つ人が選ばれるよう祈ってます。
(2)小淵氏は、何から逃げられないのか。
日刊ゲンダイの記者は、
自信をもって、
「逃げられない」という
御託宣を下されます(下記〔資料ー2〕参照。)。
ただ、その理由とするところが大変に不道徳です。
特捜部長が
小沢一郎氏を強制起訴された検察審査会の審査員向けの報告書を書いた人物です。
しかし、何とか起訴に持ち込み罪を問うてやろうとして、
元特捜検事の
田代政弘氏が作成した捏造捜査報告書を使用しようとしました。
すなわち、「起訴」という
検察官の大儀名分が成り立てば、
違法なことにも平気で手を付けられる人だということです。
無理を通せば、
道理が引っ込みます。
「ドリル優子」の悪印象を引きづっている内、
非合法なことでもして
獄につないでしまえばいいという価値観が見え隠れしています。
果たして、その態度は、
正義に悖るのではないでしょうか。
(3)何度も少年院を出たり入ったりして、
法規範に違背するにあたって、
ブレーキが利いていないようだから、
厳罰主義で
厳しく罪に問うという問題提起がなされています
(下記〔資料ー3〕参照)。
その考え、
安易すぎないでしょうか。
人生観にかかわる問題だから、
そんな簡単には
考え方を変えられないかもしれません。
しかし、
どんな刑罰にしろ、
教育的効果を求めるべきだし、
猛獣をピストルで脅して
犯罪を抑止しようとしているだけなのは
人格権の否定です。
この考え方を徹底すれば、
犯罪の繰り返しを避けるには、
ずっと刑務所に入れっぱなしにする方が良い
ということになりはしないでしょうか。
思うに、刑務所が犯罪者を作るという面を見逃してはいけないです。
その点、日刊ゲンダイの記事の書き方に
物足りないものを感じました。
<まとめ>
以上、3つの記事にわたって
アベノミクスを論じる際の鋭さが見られません。
酷い言い方を承知で、
あえて言います。
(馬脚を現したな!)
という印象です。
普段、執筆しているのが
競馬予想やポルノ、芸能記事だと言った方が
書かれたのでしょうか。
もう少し、
皆さんで議論してから
記事を書かれた方がいいと思います。
〔資料ー1〕
「代表選で一人カヤの外 長妻元厚労相 嫌われる理由」
日刊ゲンダイ(2015年1月17日付〈16日発行〉)
〔資料ー2〕
「小淵は逃げられない!? 今度の特捜部長は何でもヤル」
日刊ゲンダイ(2015年1月17日付〈16日発行〉)
〔資料ー3〕
「『ようじ混入』動画男」
日刊ゲンダイ(2015年1月17日付〈16日発行〉)
軽いノリで書き過ぎと思う点、
3つほど述べさせて頂きます。
(1)長妻元厚労相が代表選で一人カヤの外にいることに関する評価について。
記事には、
「長妻元厚労相には人望がない」
という点を挙げて、
分析がお仕舞になっています(下記〔資料ー1〕参照)。
しかし、岡田氏に支持者の中には
野田氏がいます。
この人の政治的な立場は、
自民党との近似性です。
安倍某は、
波長の合う人間しか仲間と認めません。
その点、
岡田、野田コンビなら
(自民党が求めればの話ですが)
自民党との連立に前向きになるようです。
二人目の候補、細野豪志氏を支持するメンバーには、
前原誠一氏等、
日本会議に所属している人が3名いるようです
(拙稿「細野豪志氏の人間関係について」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2a4178ec8e962acdd234e8b08d608f7e)。
細野氏自身、「維新の党」との親和性があり、
共闘を模索されていると言います。
結局、細野氏が代表選を勝ち抜けば、自民党の補完勢力となりそうです
前2者の選択、
国民が残っているのかの問題です。
日刊ゲンダイの
「人望がある」という評価は、
単に群れているだけではないんでしょうか。
僕の目にはそう見えます。
代表選は、今日です。
群れるんでなく、
自由闊達な意見の交換のできる党に
生まれ変わらないと
民主党の明日はないように思います。
しっかりと“一人で立つ”、
という価値観に立つ人が選ばれるよう祈ってます。
(2)小淵氏は、何から逃げられないのか。
日刊ゲンダイの記者は、
自信をもって、
「逃げられない」という
御託宣を下されます(下記〔資料ー2〕参照。)。
ただ、その理由とするところが大変に不道徳です。
特捜部長が
小沢一郎氏を強制起訴された検察審査会の審査員向けの報告書を書いた人物です。
しかし、何とか起訴に持ち込み罪を問うてやろうとして、
元特捜検事の
田代政弘氏が作成した捏造捜査報告書を使用しようとしました。
すなわち、「起訴」という
検察官の大儀名分が成り立てば、
違法なことにも平気で手を付けられる人だということです。
無理を通せば、
道理が引っ込みます。
「ドリル優子」の悪印象を引きづっている内、
非合法なことでもして
獄につないでしまえばいいという価値観が見え隠れしています。
果たして、その態度は、
正義に悖るのではないでしょうか。
(3)何度も少年院を出たり入ったりして、
法規範に違背するにあたって、
ブレーキが利いていないようだから、
厳罰主義で
厳しく罪に問うという問題提起がなされています
(下記〔資料ー3〕参照)。
その考え、
安易すぎないでしょうか。
人生観にかかわる問題だから、
そんな簡単には
考え方を変えられないかもしれません。
しかし、
どんな刑罰にしろ、
教育的効果を求めるべきだし、
猛獣をピストルで脅して
犯罪を抑止しようとしているだけなのは
人格権の否定です。
この考え方を徹底すれば、
犯罪の繰り返しを避けるには、
ずっと刑務所に入れっぱなしにする方が良い
ということになりはしないでしょうか。
思うに、刑務所が犯罪者を作るという面を見逃してはいけないです。
その点、日刊ゲンダイの記事の書き方に
物足りないものを感じました。
<まとめ>
以上、3つの記事にわたって
アベノミクスを論じる際の鋭さが見られません。
酷い言い方を承知で、
あえて言います。
(馬脚を現したな!)
という印象です。
普段、執筆しているのが
競馬予想やポルノ、芸能記事だと言った方が
書かれたのでしょうか。
もう少し、
皆さんで議論してから
記事を書かれた方がいいと思います。
〔資料ー1〕
「代表選で一人カヤの外 長妻元厚労相 嫌われる理由」
日刊ゲンダイ(2015年1月17日付〈16日発行〉)
〔資料ー2〕
「小淵は逃げられない!? 今度の特捜部長は何でもヤル」
日刊ゲンダイ(2015年1月17日付〈16日発行〉)
〔資料ー3〕
「『ようじ混入』動画男」
日刊ゲンダイ(2015年1月17日付〈16日発行〉)
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