のんきに介護

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政権交代の可能性(1)、意図(2)の点につき、希望の党は、不当なマスコミによる情報操作をしたのではないか

2017年09月30日 18時22分36秒 | 選挙
山崎 雅弘‏@mas__yamazakiさんのツイート。

――心理戦の成果で既に圧倒的な「主人と下僕の関係」が成立してしまっているのに、「選挙で勝ってから小池百合子など極右を追い出す」というような絵空事の「希望的観測」が、あちこちで信じられているのは理解に苦しむ。憲法や安保法制で転んだ「元民進党議員」は、その時点で党内での発言力ゼロになる。〔16:41 - 2017年9月30日 〕――

「2兎を追う者は1兎を得ず」

という理屈で、

まずは、安倍、その次に、小池

という順に

追い落とせばいいという妙な理屈を

唱えている人を見た。

一見、合理的に見えて無茶苦茶だ。

初めの1兎、すなわち、安倍を追い落とすとき、

2兎目の小池の力を借りなきゃ、

小池が力を持つことはないし、したがって、追い落とす必要はない。

なぜ、小池の力を借りずに

安倍を追い落とそうとしないのか、

そこが謎な説明だ。

データーとして野党共闘で安倍を追い落とせるのだ。

何故、

補完勢力であり、野党と言えない

勢力に呑み込まなければ安倍を追い落とせないという

話にすり替わったのか。

もし、小池氏の力を借りると、

逆に、小池も安倍も落としえなくなる。

すなわち、願いもしない

2兎を追う関係に巻き込まれかねない。

その点につき、

不用意すぎると感じる。

これ、前に論じたファッショの問題だ

(拙稿「珍しく三浦瑠麗 が正しいことを言っている! ファッショとは、束ねられることである」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/477d28e76f435abe17be992d267796dc)。

このような

小池に居座られる可能性を

考えない楽天的な

観方が脅威でさえある。

本当に理解に苦しむ。

その点、

森ゆうこ議員が

「希望の党はメディアを操っている」

という言い分は正しい

(政権交代の可能性(1)についての情報操作)。

ちなみに、村上さとこ@北九州市議会議員‏@murakamisatokoさんが

こんなツイート。

――森ゆうこ議員。「希望の党はメディアを操っている。排除の論理を振りかざしている。それは政治ではない。有権者を馬鹿にするのはいい加減にして欲しい」〔15:44 - 2017年9月30日 〕――




別に、

希望の党の力など借りずに

野党共闘で

十分に安倍自民党は、

追い落とせると考えられる。

むしろ、

共産党を外して

追い落とそうとすると、

対立候補を共産党が立ててくるから

逆立ちしたって

自民党を追い落とせないということになる。

さて、次に

森議員が続けて言う

「排除の論理を振りかざしている」

というのは、

メディアに対して

我々が安倍政権の受け皿になると情報操作していたならば、

その責任を取れということだろう

(政権交代の意図(2)についての情報操作)。

絞りをかけたんでは、

受け皿になりえないんで、

希望の党は、

虚偽の表示をしたことになるということ

なんだろう。

もし、政権交代を掲げ、

自分たちが

その受け皿になるとマスコミ相手に

表明していたのであれば、

政治家として

道義的責任を生じるのは明らかだ。

となると、

森ゆうこ議員の主張は、

全面的に正しい。

また、

民進・阿部知子さんの

「(希望の党が)イデオロギーで選別するなら希望の党には参加しない」

と述べたことも納得できる

(下記〔資料〕参照)。

ただ、もともと

政権交代にこだわらず

受け皿の意味を

「補完勢力になる」ことに

限定して使われていた場合は、

小池氏の

言い分にも合理性がある。

有田氏が

意味ありげに

「トロイの木馬」と

ツイートしていた。

つまり、内部崩壊させる意図で

民進党が党員を送り込むというなら、

希望の党としては、

相手を、

敵である可能性ありと認識すべきだから、

組む相手の

選別は不可避だ。

一体、どちらだったのか。

メディアの情報操作と言っても

主観が混じる。

また、密室での交渉であったことを考えると、

両方の可能性であったことを認め、

個々的な

申請の撤回を認める方がいいと思う。

申請した後、

拒否された場合の

党員の不利益が大きすぎるからだ。


〔資料〕

「「新しい独裁者はいらない」民進・阿部氏、小池氏を批判」

   朝日新聞(2017年9月30日13時55分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASK9Z4DJQK9ZULOB003.html

 民進党前職で、神奈川12区から立候補予定の阿部知子氏は30日、神奈川県藤沢市内で記者団に対し、「(希望の党が)イデオロギーで選別するなら希望の党には参加しない」と述べた。自らが公認された場合でも、選別が行われるなら参加しないといい、枝野幸男元官房長官ら同党のリベラル系議員らと「より多くの仲間が戦える枠をつくる」ための協議を始めたという。

 阿部氏はこれに先立つ街頭演説で、希望の党の小池百合子代表について「安倍(晋三)首相に代わる新しい独裁者はいらない」などと厳しく批判。前原誠司代表に対し、希望の党との合流協議からの撤退と、両院議員総会の開催を求めた。(小北清人)


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4 コメント

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Unknown (通りすがり)
2017-09-30 20:37:47
小池百合子の特別秘書が読売の記者で選別に産経の記者が
安倍自民広報紙が小池の回りにいる、小池新党が自民の補完で安倍自民の謀略がわかってきたみたいですね
返信する
Unknown (忠太)
2017-09-30 22:11:34
>安倍自民広報紙が小池の回りにいる

これ、結構、ニュース性がありそうですね。
返信する
Unknown (和室ファンド(99%庶民へ再分配・無添加ジャムサンド))
2017-10-01 11:37:06
〉小池の力を使わずに安倍を追い落とそうとしないのか

・・・・・・まさにその通りですね・・・

他の野党が共闘しないと、束にならないといけない!最低限!
返信する
印象付け創作 (こころ)
2017-10-01 11:37:54
希望の党に何故群がるのか?
しかも今まで考えも政策も違う議員が。

これは小池さんを都知事に担ぎ上げた時点から、人気がある創作をしたからでしょう。

小池さんがメディアを操っているというより、メディアの賜物。
メディアは(特に読売産経)小池さんが人気があるとして、実体の無い事を流布する担当。

ミスリードし、小池新党を持ち上げ雰囲気を醸し出した結果、保身で、当選と言う人参にぶら下がろうとしているだけ。

虚人気に踊らされる人間こそ排除に値します。

小池さん個人がメディアは操れません。
今現在、メディアを牛耳って来て、今も牛耳っているのは誰か?

それは紛れもなく安倍晋三です。

ジャパンハンドラー→安倍・小池。
決して対立などしていない事に気付くべきです。同類項。

通りすがりさんコメントはグッド。
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