のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

“従軍慰安婦問題”について

2013年05月16日 10時21分53秒 | Weblog
今朝、フジテレビの番組で

橋下氏が

生出演し、

例の「従軍慰安婦」について

自説の

正当性を訴えていた。

大凡、要旨は、次の通り。

(1)当時、性欲のはけ口は必要だった。

(2)女性は、現地調達すれば良い。それも一つの方法だ。

(3)私が言った風俗店は、合法的なものだ。売買春は含まない

場合分けが細かにしてあって

法律家らしい組み立てになっている。

率直なことを言おう。

この複雑な場合分けの内に囲っているのは、

ただの空虚だ

だから説得力がない。

おぞましいほど

空っぽだ。

なぜ、橋下氏の意見が

こんなに無味乾燥なのかって言うと、

怒っている者の視点が

欠如しているからじゃないかな。

まるで

戦争ゲームで遊んでいる子どもが

女友達を探す機能が

ついてないぞと喚いていた!!

そういった

ジャリタレの不満対策を考えている感覚だ。

しかし、有り余る女性に対する

攻撃的エネルギーの、

言うならば、ガス抜きをどうするかなど、

女性の犠牲に上に成り立つ

甘えだ。

でも、橋下氏の見解は、

そういう、

どうでもいいジャリタレへの迎合にしかなってない。

理解するべきは、

自分の娘が、

妻が

見知らぬ男に蹂躙される不条理に対する

怒りだ。

言うならば、一兵卒の怒りだ。

あるいは、愛する男を

送り出した後、

手籠にされた女性の怒りだ。

そこを

勘違いしているのだ。

彼の発言にしろ、安倍某にしろ、

自民党の政調会長・高市早苗にしろ、

ポルノ小説を読み過ぎたのではあるまいか――。

その疑いが濃厚だ。

発想が

あまりに幼稚だ。

もし、暴漢から自分を守る武器が

あるとすれば、

暴漢その人を味方につける

ということに尽きるんじゃないだろうか。

つまり、犯罪を

起こそうとしている人に

良心に目覚めてもらうこと…

これしかないような気がする。

女の力で抵抗しても

辱めを受けるだけと思う。

この「良心に目覚めてもらうこと」という

対抗法は、

日本人全体で協力してこそ力を発揮するだろう。

何だか神々しいものを

相手に感じてもらえたらいいんだが、

それは民族の匂いでもいい。

たとえば、

相手がとても卑屈で

自分に対して

憐みを乞うように

地面に這いつくばれば、

誘惑しているように見られかねない。

英国で

発生した「切り裂きジャック」と言う

連続殺人事件の

被害者になったのは

娼婦でした。

貴族の夫人とかは

ポルノ小説の世界は別にして、

被害者になり難かった。

神々しさが

悪漢を寄せ付けなかったのではないだろうか。

そのパワーは、

本人の努力…だけでは、

手に入り難い。

親の力も借りなければならない。

しかし、思うに、

それでも、

なお不足だと考えた方がいい。

意外に、社会的なパワーも与って

力があるのだ。

現政府のような

米国に対して

尻尾をするポチ政策を取る限り

犠牲者は

増える一方だろう。

性欲とは

相手が

弱い女だからこそ

生じるものだ。

あるいは、弱みを見せてくれる女だ。

逆に言えば、

まったくの無抵抗の女は、

かえって隙がない。

その隙のない姿を見て

ふっと、我に返ってもらう、

消極的だけれど、

もっとも合理性が

あるんじゃないだろうか。

その辺りの認識不足を

橋下氏に感じた。

それと、もう一つ、

先手を打った

中曽根康弘氏の擁護論に見えた。

と言うのも、

朝早くにツイッター上、

こんな情報が

流れていたからだ。

すなわち、中曽根元首相は、

日本軍人のため、

「従軍慰安所を供与したのは自分だ」

とばかりに、

まるで手柄話として

自慢しているらしいようだった。

そのツイートは、

――「土人女を集め慰安所開設」/中曽根元首相関与示す資料/高知の団体発表 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-10-28/2011102814_02_1.html … pic.twitter.com/66zuO929ho

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律作った、元防衛大臣・中谷元の公設秘書に、性風俗の会社経営者がいた。――(リンク)

という内容だ。画像付きだった。

慰安所開設への

中曽根氏の関与度について

言及した

高知の団体発表の情報とともに、

下に転載しておく。

なお、ヘフェリン・サンドラ@SandraHaefelinさんによると、

―― 橋本の慰安婦制度は必要だった発言を報じた独シュピーゲル・オンライン記事に読者が「この男は戦地で同性愛兵士の慰安を勤めるといい」というコメントがついている http://www.spiegel.de/politik/ausland/japanischer-politiker-hashimoto-verteidigt-zwangsprostitution-a-899638.html …――(リンク

とのこと。


■資料

「土人女を集め慰安所開設~中曽根元首相関与示す資料」 :高知の団体発表

   しんぶん赤旗(2011年10月28日)

 中曽根康弘元首相が、戦時中に慰安所設置に積極的に関わっていた資料が防衛省の公開している文書の中から見つかったと、高知市の平和団体が27日、高知市内で発表しました。

 明らかにしたのは、高知県内の戦争遺跡の調査や保存に取り組んでいる民間団体「平和資料館・草の家」の岡村正弘館長や馴田正満研究員(63)ら。

 今回見つけたのは「海軍航空基地第2設営班資料」。当時の第2施設隊(矢部部隊)工営長の宮地米三氏(海軍技師)の自筆を含めた資料をもとに1962年に防衛省(当時庁)がまとめたものです(26ページ)。第2設営班の主計長が中曽根氏です。

 資料には班の編成や装備、活動内容とともにバリクパパン(インドネシア・ボルネオ島)で飛行場整備が終わり、「氣荒くなり日本人同志けんか等起る」「主計長の取計で土人女を集め慰安所を開設氣持の緩和に非常に効果ありたり」(原文のママ)と書いています。バリクパパン上陸前の地図と上陸後、民家を接収し垣やトイレをつくり慰安所にした地図もあります。

 中曽根氏は『終りなき海軍』の本で「私は苦心して、慰安所をつくってやった」と書くなど慰安所建設は認めていました。しかし、外国特派員協会の記者会見でも「慰安所は軍人らが碁を打つなど休息所の目的で設置した」と、いわゆる「慰安婦」を置く慰安所設置は否定していました。

 研究員は資料で(1)中曽根氏が慰安所建設に積極的にかかわった(2)インドネシア人女性を集めて慰安所をつくった(3)42年3月11日に海軍基地内に慰安所が開設されたなど具体的な記述がある(4)慰安所内の配置図が明らかになった―と説明。「防衛省の所蔵文書で確証は高い。中曽根氏が慰安所設置に能動的に動いたことが分かる。中曽根氏自ら真実を明らかにするとともに、政府はさらなる調査をすべきだ」とのべました。





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