のんきに介護

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稲盛和夫氏 / 「バカな奴は単純なことを複雑に考える。」

2015年01月08日 17時11分26秒 | ファシズム
世に倦む日日
@yoniumuhibi さんのツイートです。

――今の日本を牛耳っている右翼を、正面から右翼と呼んで批判せよ、というのが私のシンプルな主張で、ぜひ同意して欲しい提言で、そして、この国の平和を守って社会を再建する上で最も必要な、焦眉の課題だと思うのだけれど、このメッセージがどうしてもコンセンサスにならない。なぜなのだろう。〔11:56 - 2015年1月8日 〕――

まず、「右翼を、正面から右翼と呼んで批判せよ」という

シンプルな主張の意義がよく分からん。

いわゆる「極右」という言い方が気に喰わないのかな。

自民党から

「極右」勢力を取り除けば、

リベラル派が残ると思う。

あるいは、その人たちを「右翼」と呼んで正面攻撃せよという意味か。

しかし、批判するには、

相手の土俵に立つ懐の深さが必要だろ?

人を煽る

この人にその能力はあるのだろうか。

今さっき

発見したことだけれど、

この人、

僕をブロックしている。

「狼」認定されたということなのかな。

えっ、違う?

ゴキブリ認定だって!

(「ゴキブリというより、

蠅やで」と反論する自分が怖い!!)

ただ、考え方が合わないからって、

交渉の窓口を閉じるって心が狭いな。

「批判」を語るのは、

百年早いんじゃないか。

それは措くとして、

この人が

「コンセンサスにならない。なぜなのだろう」

などと間の抜けたことを嘆いていらっしゃるので、

一言。

それは、

右翼を批判することが

「この国の平和を守って社会を再建する上で最も必要な、焦眉の課題だ」

と誰も考えていないからだ。

むしろ、現代の日本にとって、

焦眉の課題は健康的な右翼の不在ではないか――。

TPPにしろ、原発にしろ、

集団的自衛権にしろ真に抵抗の力になりうるのは、

「この国を守りたい」

という保守的な意識だろ。

それは、

扉の隙間から外を窺うような

態度を捨てたら

なるほどと納得できると思う。

世に倦む日日 さんの可笑しなところは、

発想が幼稚なのに

大人ぶっているってことかな。

対立軸は、

通俗的な右か左かの

イデオロギー的な偏見で割り切っていいことではない。

そういう時代は、

過ぎ去ったのだよ。

この人のツイートを読むときは、

稲盛和夫氏の次の言葉を

思い起した方がいいかもしれない。

「バカな奴は単純なことを複雑に考える。 普通の奴は複雑なことを複雑に考える。 賢い奴は複雑なことを単純に考える。」

(自由を求めて三千里☆努力中 @TaniaCathcartさんのツイート〔17:25 - 2015年1月8日 〕参照)。

世に倦む日日 さんの主張は、

稲盛氏の言う「賢い奴」の考え方に該当しそうではある。

しかし、「今の日本を牛耳っている右翼」、

すなわち、

右翼的(保守リベラル)センスを欠如した集団は、

エアー右翼ないし

ファシストとでも呼べばいいものを、

従来のと言うか、

「正面から」と言いながら、

体制従属的な『右翼』の範疇で

変革的な安倍とその仲間を括ってしまっては、

概念が空疎化して

分析の道具として機能しなくなる。

空疎化を避けるとすれば、

従来、使われてきた形での呼称と実態の不合致という違和感を生じさせるだけでなく、

(『右翼』概念から放り出される関係で)

保守リベラルが左翼に含まれてしまうことにもなるだろう。

これで頭が混乱しては、

いよいよ問題解決から遠ざかる――。

言葉本来の意味で「正面から」見据えれば、

安倍等一味は、

憲法の精神を投げ捨てでも体制変革をしようと言うのだから、

従来の分類法で行けば、

『左翼』だ。

結局、ラベリングという

一見、単純な作業が

役割りのピン止めにならず、

人と人のつながりをより見え難くさせるのだ。

その点、要注意だね。

結論として、

世に倦む日日 さんは、

単純なことを複雑に考える道を選んだことになるんではないか、と思う。

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