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自民党・下村博文総裁特別補佐 / 「選挙戦略で考えたら(改憲は)主要な争点として適切ではない」

2016年03月06日 14時13分13秒 | 日本の現状
自民党の

下村博文総裁特別補佐が

6日、フジテレビ番組でビックリ発言。

憲法改正の是非を争点に掲げて安倍晋三首相が夏に衆参同日選に踏み切る

との見方があることに関し、

「選挙戦略で考えたら(改憲は)主要な争点として適切ではない」

と指摘したというのだ

(共同通信記事「『選挙戦略として不適切』改憲争点化で自民下村氏」参照。*http://this.kiji.is/79027408777986052)。

安倍某が失政隠しの目的で憲法改正を使う気だと、

何日か前、

日刊ゲンダイ紙が指摘していた

(拙稿「金子勝×室井佑月×大竹まこと:安倍政権が引用する数字のカラクリ 」の〔資料-3〕として紹介した「憲法を目くらましの曲芸政治」という記事参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0b97b98e72679b36d7c4f465380d1de0)。

この記事、半ば、冗談

という程度の政治家の発言を受けて書いた記事という理解をしていた。

しかし、下村博文氏がテレビで語っとなったら、

裏づけを取れたも同じだ。

憲法を改正したいというのでなく、

どこまでも選挙戦略、

すなわち、自民党の失政を隠したいがため

目晦ましとして

憲法改正を口にしたというわけだ。

これに関して、

松井計‏@matsuikeiさんが

――恐ろしい人たちだね。改憲という国家的重大事を〈選挙戦略〉なんぞという観点でしか考えられないのか。私は、この人たちの政権の時に改憲なんぞやってはいけないと確信するとともに、早く下野して欲しいとの思いを強くしますよ。 〔11:09 - 2016年3月6日 〕――

と述べていた。

呆れ果てましたということだな。

ただ、下村氏のような発言があったからと言って、

憲法改正が

自民党の狙いではないと言えない。

下村氏は、

選挙戦略としてはこっそり公約に潜ましておけばいい

と主張しているに過ぎない。

仮に参院選で3分の2をとったとすれば、

自民党は、一転して

緊急事態条項(改憲)を発議してくるだろう。

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