ミサイル危機が煽られる一方、触れるのを避けられている本当の危機

清水 潔‏ 
@NOSUKE0607さんのツイート。

――北朝鮮ミサイルがあ！危険だ！国民には伏せろ、しゃがめ、頭を抱えろ。でも原発は全然大丈夫。
が政府方針。〔8:08 - 2017年8月21日 〕――

ミサイル降臨を

騒ぐ政府には二つの思惑がある。

一つは、

政府の失政への怒りを北朝鮮に向けさせる。

これは、

古典的な危機管理の方法だと言ってよい。

もう一つ、

現代であればこそ、

有効性が認められる麻痺の効用だ。

我々は、

ミサイル危機を喧伝され、原発事故の収束不能という

日本人が今、直面している、

否、直面しなければならない核への不安、痛み等を感じないよう

恐怖心が麻痺されている。

たとえば、

福島第一原発2号機で

「メルトアウト」が起きている可能性があることに関する

次のようなツイートを見ても

痛みが鈍い。

――【ガチでヤバすぎる】廃炉どころか完全に収集つかなくなってる･･･もうシャレにならない状況〔8:45 - 2017年8月21日〕――

僕は、

前者の効用と後者のそれを比較して、

政府は、

後者の効用を狙っているんだと思う。

少なくとも

原子力村の住人にとって、

安倍政権は、

とっくの昔に淘汰されていると思う。

彼らの関心事は、

壊れている安倍政権の維持ではなく、

日本を核廃棄物の処理場にできるか否かだと思う。

核の拡散を容認する限り、

日本を

核のゴミの捨て場にする

世界的世論が形成されるんじゃないだろうか。



＜追記＞

asuka‏ @asuka_250さんのツイート。

――廃炉どころか完全に収集つかなくなってる現実の状況
東電が福島第１原発２号機の原子炉格納容器の内部調査で撮影した映像を解析したところ、一部で毎時５３０シーベルトという超高線量を測定したと発表した。これはとてつもない数値だ。即死する数値
http://vroad.biz/archives/56〔11:48 - 2017年8月22日 〕――

2017年8月22日昼下がり　記