ロシア政府は、
軍用機の撃墜を受けて、
トルコに対し、入国査証(ビザ)なしでの
渡航を禁じた
(下記〔資料〕参照)。
毛ば部とる子 @kaori_sakai さんのツイートに見る通りだ。
――トルコとビザなし渡航停止=来年1月から、軍用機撃墜で-ロシア外相
ロシア人が年間300万人以上渡航するトルコに、経済的な圧力
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112800005 …
⇒アンタリアのリゾートホテルでは、主だった従業員がロシア語OKなくらいロシア人客が多い。これは痛い。〔3:48 - 2015年11月28日 〕――
これに似て非なるものが
日本政府の
歴史問題シンポへの中国人参加者の
ビザを発給しなかったこと
(下記〔資料-2〕参照)。
(1)入国査証(ビザ)なし渡航禁止と入国査証(ビザ)を不発給
(2)経済制裁であることが明瞭なロシアの処分に対し、日本政府の場合は、理由が不明。
自国のことながら、何だか恥かしい。
やっていることが性悪だ。
日本政府は、南京虐殺事件だけでなく、旧日本軍の731部隊による細菌戦をも
認めないつもりではないかと疑われるだけでなく、
これをきっかけにして、
世界の国々から、
日本は、中国より、民主的でないという評価が下される可能性がある。
安倍某は、
日本の外に敵を作り、
己の無能を覆い隠す気だ。
しかし、長い目で見れば、
そのことによって、
日本の不公正が炙り出され、
世界から
信頼を失くす素だ。
だから丹菊逸治(非公式)@itangiku さんも
こういう。
――目の前の「勝ち負け」にこだわって「政府が気に入らない人間にはビザを発給しない」という野蛮な方法をとれば、政府は結局は歴史問題にかんする影響力を失う。日本の歴史学は巻き添えをくって実力を失い、研究としての評価が下がる。これはどんな研究分野でも同じだ。物理学だろうが歴史学だろうが。〔16:50 - 2015年11月27日 〕――
〔資料〕
「トルコとビザなし渡航停止=来年1月から、軍用機撃墜で-ロシア外相」
時事通信(2015/11/28-00:20)
☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112800005
【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は27日、記者団に対し、トルコによるロシア軍機撃墜を受けて「両国間のビザ(査証)なし渡航制度を2016年1月1日から停止する」と明らかにした。事実上の制裁措置。トルコ人はロシア入国ビザを求められるようになる。
ラブロフ外相は24日、トルコを渡航自粛にすると述べ、ロシア旅行大手はトルコ旅行の扱いを停止。ロシア人が年間300万人以上渡航するトルコに、経済的な圧力をかけた。(2015/11/28-00:20)
〔資料-2〕
「中国人参加者、ビザ発給されず 歴史問題シンポ」
朝日新聞(2015年11月27日09時37分)
☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASHCV64C9HCVUTIL052.html
歴史問題をテーマにしたシンポジウムに参加するため訪日を予定していた中国人12人について、日本政府が入国査証(ビザ)を発給しなかったことが26日、わかった。外務省は理由を明らかにしておらず、主催者側は「自由な議論を封じるもので、理解できない」と話している。
シンポは「戦争法の廃止を求め 侵略と植民地支配の歴史を直視し アジアに平和をつくる集い」(アジアと日本の連帯実行委員会主催)。27~29日、東京都内の3会場で開かれ、日本側の研究者らの報告や講演を受けて、韓国と中国の戦争被害者らが発言する予定だった。
主催者によると、中国からの招待者は、旧日本軍の731部隊による細菌戦の被害者遺族ら12人。26日に来日し、12月1日に帰国予定だった。身元保証人の一瀬敬一郎弁護士が国会議員の秘書を通じて外務省に連絡を取ったところ、25日夕に発給されないことがわかったという。一瀬弁護士は「遺族らはこれまで何度も来日しており、ビザの発給を拒否されたことはなかった。極めて残念だ」と話す。シンポは予定通り実施するという。
外務省外国人課の担当者は「個別のケースについて査証の審査の中身はお答えできない」と話している。(豊秀一)
軍用機の撃墜を受けて、
トルコに対し、入国査証(ビザ)なしでの
渡航を禁じた
(下記〔資料〕参照)。
毛ば部とる子 @kaori_sakai さんのツイートに見る通りだ。
――トルコとビザなし渡航停止=来年1月から、軍用機撃墜で-ロシア外相
ロシア人が年間300万人以上渡航するトルコに、経済的な圧力
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112800005 …
⇒アンタリアのリゾートホテルでは、主だった従業員がロシア語OKなくらいロシア人客が多い。これは痛い。〔3:48 - 2015年11月28日 〕――
これに似て非なるものが
日本政府の
歴史問題シンポへの中国人参加者の
ビザを発給しなかったこと
(下記〔資料-2〕参照)。
(1)入国査証(ビザ)なし渡航禁止と入国査証(ビザ)を不発給
(2)経済制裁であることが明瞭なロシアの処分に対し、日本政府の場合は、理由が不明。
自国のことながら、何だか恥かしい。
やっていることが性悪だ。
日本政府は、南京虐殺事件だけでなく、旧日本軍の731部隊による細菌戦をも
認めないつもりではないかと疑われるだけでなく、
これをきっかけにして、
世界の国々から、
日本は、中国より、民主的でないという評価が下される可能性がある。
安倍某は、
日本の外に敵を作り、
己の無能を覆い隠す気だ。
しかし、長い目で見れば、
そのことによって、
日本の不公正が炙り出され、
世界から
信頼を失くす素だ。
だから丹菊逸治(非公式)@itangiku さんも
こういう。
――目の前の「勝ち負け」にこだわって「政府が気に入らない人間にはビザを発給しない」という野蛮な方法をとれば、政府は結局は歴史問題にかんする影響力を失う。日本の歴史学は巻き添えをくって実力を失い、研究としての評価が下がる。これはどんな研究分野でも同じだ。物理学だろうが歴史学だろうが。〔16:50 - 2015年11月27日 〕――
〔資料〕
「トルコとビザなし渡航停止=来年1月から、軍用機撃墜で-ロシア外相」
時事通信(2015/11/28-00:20)
☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112800005
【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は27日、記者団に対し、トルコによるロシア軍機撃墜を受けて「両国間のビザ(査証)なし渡航制度を2016年1月1日から停止する」と明らかにした。事実上の制裁措置。トルコ人はロシア入国ビザを求められるようになる。
ラブロフ外相は24日、トルコを渡航自粛にすると述べ、ロシア旅行大手はトルコ旅行の扱いを停止。ロシア人が年間300万人以上渡航するトルコに、経済的な圧力をかけた。(2015/11/28-00:20)
〔資料-2〕
「中国人参加者、ビザ発給されず 歴史問題シンポ」
朝日新聞(2015年11月27日09時37分)
☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASHCV64C9HCVUTIL052.html
歴史問題をテーマにしたシンポジウムに参加するため訪日を予定していた中国人12人について、日本政府が入国査証(ビザ)を発給しなかったことが26日、わかった。外務省は理由を明らかにしておらず、主催者側は「自由な議論を封じるもので、理解できない」と話している。
シンポは「戦争法の廃止を求め 侵略と植民地支配の歴史を直視し アジアに平和をつくる集い」(アジアと日本の連帯実行委員会主催)。27~29日、東京都内の3会場で開かれ、日本側の研究者らの報告や講演を受けて、韓国と中国の戦争被害者らが発言する予定だった。
主催者によると、中国からの招待者は、旧日本軍の731部隊による細菌戦の被害者遺族ら12人。26日に来日し、12月1日に帰国予定だった。身元保証人の一瀬敬一郎弁護士が国会議員の秘書を通じて外務省に連絡を取ったところ、25日夕に発給されないことがわかったという。一瀬弁護士は「遺族らはこれまで何度も来日しており、ビザの発給を拒否されたことはなかった。極めて残念だ」と話す。シンポは予定通り実施するという。
外務省外国人課の担当者は「個別のケースについて査証の審査の中身はお答えできない」と話している。(豊秀一)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます