のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ただ今、サンケイが最高責任者につき“持論”展開中。もうすでに独裁政権が成立しているような口吻

2016年03月31日 00時39分05秒 | 安倍某とそのお友達
ライブドアニュース @livedoornews さんのツイート。

――国会の正門前では抗議集会が開かれ、首相を呼び捨てにする「安倍はやめろ」コールなどが連発された。 〔9:59 - 2016年3月30日 〕――

これに対し、

産経新聞が持論を展開。

まるで、

「総理大臣は、「内閣の長」に過ぎず、他の衆参両院議長や最高裁長官と同格」

という憲法上の

極めてシンプルな3権分立規定さえ認めていないかのような、

珍妙な言いがかりを奥田愛基さんにつけている。

たとえば、

―― 民進党の結党大会で来賓として呼ばれたシールズの奥田愛基氏は「憲法を守りますか、日本の総理大臣を守りますか。憲法を守るでしょ。この国の歴史をバカにしないでください。この国に生きる人々をバカにしないでください」と絶叫した。首相に対し「国民ていうのは、あんたのおもちゃじゃないし、あんたのものでもない」と訴えた後、「この国の最高責任者はあなたじゃない」と、意味不明な独自の見解を披露した。――

などと書いていた。

安倍ボン三は、

憲法の平和主義、就中、国民主権を破棄しようとしているんだから、

「国民ていうのは、あんたのおもちゃじゃない」

という主張は、

出てきて当然ではないか。

☆ 記事URL:http://news.livedoor.com/article/detail/11353821/

産経新聞ぐらいになると、

新聞の記事と言うよりネトウヨのアジテーションだな

(拙稿「「自分に物申すやつみんな反日」状態になっている人を紹介します」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ac1313329f8db266a390ab4cbe08630e)。

産経には、

こんな可笑しな記事もある。

9.19を忘れないbot緊急事態条項阻止 @remember919 さんの

ツイートで紹介されていた。

参考までに

読んで見たらよい。

完全に、

社会の公器と言う

新聞の使命を忘れているのがわかる。

――維新議員の質問中にトイレへ立った安倍首相。柿沢議員は「トイレに行くなら時計を止めて」と要求したが、首相は時計を止める指示を出さず、委員長も時計を止めず、しかも産経新聞が「民主・維新が首相のトイレ阻止」というデマ記事を流した。〔18:21 - 2016年3月30日 〕――

さっさと背中を向けて国会を後にする安倍ボン三。



この男には、

内閣の首長が国会に対して責任を負う

「議院内閣制」の仕組みも

受け入れるつもりがなさそうだ。

確かに、傍若無人、独裁者であるに違いない。

しかし、独裁者は、

現憲法が認めていない制度だ。

産経新聞の記者には

そこが飲み込めないのだろうな。

なお、話が戻るが、

冒頭、産経新聞の記事は、

次のような“意味不明”意味不明な批難を奥田氏にしていた。

他人の考えを意味不明と詰りながら、

自分が意味不明なことを言う。

これもまた、

ネトウヨ特有の

転倒話法(病)の例といってよい

(拙稿「統一教会とはなんだろうか。また、そのフロント組織のUNITEって?」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4bad17987104c300f28f70b44438d13a)。

面白いので記録しておく。

―― 奥田氏はその後、「安倍はやめろ」と首相を呼び捨てにしたコールを連発した。13日に東京・新宿で行った街頭集会では「呼び捨てにするのはよくないといわれた」として、「安倍さん、やめて」とコールしていたが、わずか2週間程度で前言を翻し、復活させた。――

なぜ、前言を翻したか。

答は、簡単。

どうでもいい問題だからだ。

昼起きていたのに、夜になったらわずか数時間で

眠りに落ちたに類する批難だ。

「首相呼び捨て」を批難としてあげつらう意味が不明だよ、

おバカさん。

議員仲間でも何でもないのに

「総理!、総理!」

と叫んでいる方がよほど異様じゃないか。


<追記>

島田虎之介‏@Shimatorax さんのツイート。

――「最高ですかー!?」「最高で〜す!」と言ってた詐欺師がいたな〔11:15 - 2016年3月31日 〕――

産経には

「最高」を論じるに当たって、

この島田さんの持つ知性の余裕、ないしユーモア精神みたいなものが欲しい。

本来、

最高であることって、

恥じらいをもって語ることだと思うのだな。

「俺が一番だ、一番だ」

とそっくり返っている人間は、

その内、

腹が破裂するんではないか。

2016年4月1日夜 記



<追記ー2>

「最高」とかいう表現、

照れとか恥じらいの精神があったら、

そんな簡単に使える言葉じゃない。

しかし、

それじゃ、通じないのだな。

硬い表現だけど、

上念司など、

「立憲民主主義」

という概念ができていないから、

無茶苦茶になってしまうのだろう。

選挙があるってんで、

国会議員は、

有権者の方を向く。

首相は、直接、選出されないので、

国民の方を向く必要がない。

しかし、それって、

下請けの立場だ。

元請けではない分、立場が弱い。

もし、元請けの

議員たちが監督責任を果たせないなら、

首相をクビにしろと言う権限と

責任を国民は有する。

そういう意味で、

国会議員だけでなく、首相もまた、

国民に金もらって国の運営を託された使用人だ。

ところで、

「SEALDSのUCDくんが上念司を完全論破。「彼は立憲主義を理解できていないことがはっきりした」」

というtogetterにおいて

上念司が

牛田悦正さんえおやり込めようとして

やり込められている

ツイートにやり取りがまとめられています。

面白いです。

☆ 記事URL:http://togetter.com/li/957120

なぜ、上念司君が論破されざるを得ないのか

よく理解できます。

彼は、

要するに、

誰とも論争していないのです。

すなわち、

「自分のフォロワーに対して自分の勝利を見せられればいいから」

ということなんですな。

上念君、明りに照らされた

妖怪ですな。

いつの間にか、姿を消します。

それは、

正体を暴かれたからでしょう。

牛田悦正さんの

「『論破』している風の語り方をすればフォロワーが無条件に上念氏を肯定してくれるから、本当に勝った気になる。大事なのはそこじゃないでしょ」

というツイート〔14:10 - 2016年3月31日 〕にある通りです。

この君から、

咬ませ犬とまで言われて

持ちだしたのが

――黒船は大統領の親書を誰に渡しにきた?これも歴史の勉強な。 〔19:20 - 2016年4月1日 〕――

という質問。

こうなると、

総理は元首と言っているのと変わりない。

そういう意味なら尚更、

首相は、最高責任者じゃない。

上念君の問題点は、

「立憲主義とは何?」

と問われて、

元首論を持ち出している点です。

これさえ持ち出せば、

首相が

最高“権力者”として

是認できると言わんばかりです。

こんなわけで、

「首相は、国家の最高責任者か否か」

という話が

「最も力の強い“権力者”は誰か」

という話へと、

中身がすり替わりました。

思うに、

この問答を見て感じるのは、

「愚かな質問はない。愚かな答があるだけだ」

(There's no such thing as a silly question ― only silly answers.)

という経済学者ミルトン・フリードマンの言葉の真実性ですね。

上念君は、

新自由主義が好きなんでしょ?

だったら、

この新自由主義の大御所の言葉に

もっと忠実であってもいい気がしますな。

年長者面したいのであれば、

問いに正面から

答えられない自分を恥じるべきです。

「大きな声を出す」

――上念君の場合は、「同じ発言を繰り返す」――

というやり方で相手を威圧し、

自分の優位性を保とうとするさもしさが

目立ち過ぎです。

なお、上念君に見られる

特徴的な

倒立的な思惟として

歴史を持ち出すことによる

若い人の断罪です。

まるで体育会系のノリで

「歴史をどう思う」

と迫っているように見えます。

歴史が有用なのは、

未来を切り開くうえで参考に値する

知恵があるからです。

しかし、それは、

失敗から学ぶということです。

先例を

絶対視すれば、

歴史に対して官僚のようにか関われなくなります。

大切なことは、

我々が我々自身を育むということです。

その歴史が

我々を育むのではありません。

また、裁くわけのものでもありません。

裁くというのであれば、

歴史は、

我々のしたことの記録なのであって、

その記録を通して、

むしろ、我々が、歴史に見る過去の我々の行為を裁きます。

そしてその過程を通して、

初めて我々は育まれるという果実を手にします。

2016年4月2日未明 記



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