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山形新聞 / 「昨年10月下旬以降、公園の猫8匹が姿を消す」

2013年03月05日 18時07分43秒 | Weblog

ちっちゃな命、大切にする心、忘れないで欲しい。

■ 資料

「霞城公園、捨て猫後絶たず 姿消す“事件”も、モラル向上訴え」

   山形新聞(2013年03月03日 14:45)

☆ 記事URL:http://www.yamagata-np.jp/news/201303/03/kj_2013030300112.php

 

猫を捨てる人が後を絶たない霞城公園。ブルーシートの下にネコハウスがあり、CHクラブメンバーが管理している=山形市

 山形市の霞城公園に猫を捨てる人が後を絶たない。餌を与えて管理している地元のボランティア団体「キャッツ・ヘルパーズ・クラブ」(CHクラブ)が里親を探したり、自費で避妊・去勢手術を施すなど増やさないよう努めているが、毎年20匹ほどが捨てられているという。最近は園内にいた複数の猫が相次いで姿を消すなど不可解な“事件”も続いており、飼い主のモラル向上を訴えている。

 地域住民らで組織するCHクラブメンバーによると、霞城公園には20年以上前から猫が捨てられ、その状況を愁えた地域住民らが餌を与え始めた。数年前からは地元の獣医師らの協力なども得て去勢・避妊手術を行っているほか、子猫を中心に里親を探して年間10匹程度を引き取ってもらうなど努力を続けている。毎年新たに猫が捨てられる中、こうした活動によって霞城公園で暮らす猫は50匹程度で推移しているという。

 手術を行う際には猫を捕獲する必要があることなどから、公園内の目立たない場所に発泡スチロール製の「ネコハウス」を作って管理。ネコハウスは猫のすみかにもなっている。

 公園内には「捨て猫禁止」の看板が設置されているが、捨て猫はなくならない。「餌を与えるから猫が増えるという指摘もあるが、私たちが活動をやめればもっと増える」とメンバーの一人は複雑な胸の内を明かす。女性メンバーは「捨てられてかわいそうな猫に餌を食べさせないことも心情的にできない」と話す。

 昨年9月には市が看板を立て、観光客が多く訪れる東大手門広場付近での餌やりを禁止。CHクラブではネコハウスの設置場所を集約して対応を取ったほか、メンバー以外が置き餌などを放置している場合には注意している。

 一方、昨年10月下旬から管理する猫が相次いで姿を消す“事件”が発生。現在までに8匹の行方が分からなくなっている。「年間2、3匹がいつの間にかいなくなることはあるが、3カ月間で8匹は異常なペース」とCHクラブメンバー。同じ時期からネコハウスが壊される被害も続発し、中には堀に捨てられていたり、火をつけられた痕跡もあった。作り直しても壊され、被害は約50個に上るという。

 1月20日には市の許可を得て猫の避難場所として園内の作業小屋を借りたが、翌日には小屋の引き戸に穴が開けられているのが見つかった。市では器物損壊の被害届を出している。

 CHクラブではこうした被害と、猫を捨てる人がいることを悲しみながら「団体の活動目的はあくまで猫を増やさず、寿命を全うさせること。心ない行為はやめてほしい」と訴えている。


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