のんきに介護

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そもそも総研 原発再稼働といっても事故が起きたら即避難できるのだろうか

2014年03月16日 14時18分53秒 | 原子力発電
そもそも総研 原発再稼働といっても事故が起きたら即避難できるのだろうか


内容書き出しを

サイト「みんな楽しくHappy♡がいい♪」の管理人、

きーこさんが

して下さってます。

☆ 記事URL:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3612.html

驚いたのは、

事故が起きてから

住民が避難を終えるまでの長さです。

環境経済研究所の

上岡直見代表が算出されたデータがありますので、

それを紹介します。 





ニュースキャスターの玉川さんが

そのデータを

新潟県知事・泉田氏に見せると、

そこでまた驚愕の事実が分かります。

同知事によりますと、

ー―いろんな事態があるので一つの試算というふうに受け止めています。
これ、2007年の中越沖地震とか、2004年の中越の地震を経験した感覚で言うとですね、
そんなに早く避難できないだろうと。

・・・

というのはですね、
(この試算は)道路が使える前提ですけど、道路が使えなくなるんですよね、段差が出来たり。
実際東日本の大震災の時も渋滞して動かなかったでしょ。
あれと同じでですね、そもそも緊急自動車が3時間経ってもたどり着けないっていう位
(車が)動かなくなっちゃうっていう事がありますので、
「動く」という前提で避難計画を立ててもなかなか難しいと。
そもそも高速道路も中越地震の時は復旧するのに時間がかかるので、
緊急自動車も含めてすぐ通るって言うほど甘くないだろうと思っています。
加えて、ここで雪が降っていたりすると、もっと時間がかかるという事になると思います。――

地震などで、

道路の寸断まで考えねばなりません。

その際、

そう簡単には退避できないのが前提です。

となって、

浮上するのが

救助の問題です。

一体、誰が

救助に向かうのか。

これに関連して

同じく、

泉田知事が

こう論点を指摘されます。

まずは、

規制の安全基準が

世界最高水準ではありません。

――そもそもですね、この規制基準というのが世界最高水準になっていないんです。
世界の最新の原発はですね、メルトダウンするという前提で、
メルトダウンした後に放射性物質を出さないように受け止めるコアキャッチャーっていうのが付いている訳です。
日本はそれが付いてないんですよ。


コアキャッチャーとは、原発がメルトダウンした場合に備え、
炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑える装置の事です。
フランスなど海外で建設中の原発にはコアキャッチャーがついていますが、日本では導入されていません。

・・・

よく私は線香花火に例えるんですけど、
線香花火で火事を起こさないためにはバケツを下に置いて、それで線香花火をやるでしょ。
そうすると、万が一落ちてもジューっていって止まるじゃないですか。
日本はですね、足の上で線香花火をやっている様なものなんですよ。――

次に、規制委員会の姿勢について。

――規制委員会は「再稼働の判断には関与しない」と言っているんです。
だから無責任体制になっているんですよ。
規制委員会は法律上・設計上はですね、各役所に勧告権を持っているんです。
「安全を確保するために」というミッションを背負ってそれをやっていない訳なんです。
やらないで機器の性能と断層だけ見て適合しているかどうか判断したいということをやるから、
話がおかしくなるんだと思うんです。

・・・

結局田中委員長(原子力規制委員)が会ってくれない最大の原因は、
「答えられないから」っていう事しかないと思うんですよね。
そうでないと会わない理由ないですもんね。――

以上、大きな論点の上に

乗っかっているのが

救助する側の命と安全にかかわる問題です。

泉田知事は、

こう仰います。

――これ、放射性物質が放出されている時にですね、誰が(救助に)行ってくれるんですか?と。
じゃあ、消防でチームを作っていくっていう事になると、
その消防で行かれる人はかなりヘビーな被ばくをする可能性があるので、
そういう事の調整もしないといけないですよね。
ここのところが法令が手つかずなんですよ。
民間が行くのか自治体の職員が行くのか?
それとも国の組織でそういうレスキュー隊を作っていくのか?っていうところ。
これはもう2年以上前から「議論してくれ」って言っているんですけど、
答がないまんま進んでいるので、これはきっちりやって頂きたいと思っています。――

今度事故があったとき、

福島のときはどうであったかを

必ず思い出すでしょう。

高木美保さんが

心配されるように

僕も

「自主的にワーッって行動する心情が働くんじゃないか」

と思います。



それについて、

玉川さんが

取材されています。

経済産業省、原子力規制委員会の

それぞれの態度は、

次の通りです。

経済産業省の見解:「原子力規制委員会に聞いて下さい」

原子力規制委員会の見解:「回答する時間が足りずお答えできません」

「本当にそれで動かすんですか?」というのが

まとめとして

述べられていました。

同感です。

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