Mr.カトー@Mrkat0さんのツイートです。
――はだしのゲンの件でこれが思い浮かんだ。
1.図書館は資料収集の自由を有する
2.図書館は資料提供の自由を有する
3.図書館は利用者の秘密を守る
4.図書館はすべての検閲に反対する
【図書館戦争】にも出てくる「図書館の自由に関する宣言」。実際に全国の図書館に掲げられているものです。(2013年8月17日 - 10:09)――
「図書館の自由に関する宣言」は、
戦前に
思想善導機関として機能した
図書館の歴史を反省し、
1954年(昭和29年)に打ち出されたものらしいです
(ウィキペディア参照・リンク)。
「図書館はすべての検閲に反対する」
という4番目の項目が
痛いですね。
「はだしのゲン」に関する、
陳情は
真正面から
この宣言に違反してます。
学校の図書室に
備え付けるなという陳情なのであって、
図書館宛てに
したのではないという、
一応の弁明は成り立つでしょう。
しかし、図書館と
学校の図書室を
こんな風に
分けてしまうのは
詭弁です。
「検閲」という
なされている営為が
問題です。
「子どもに悪影響を与える」という
見せないための根拠は、
“過激”だからというに尽きます。
これについては、
茂木健一郎@kenichiromogiさんが
次のように
適切な
指摘をなされています。
――はだしのゲンの原作者の中沢さんも言われているように、戦争の悲惨さは、とてもマンガに描かれている程度では済まない。大人たちが戦争を始めて、実際に悲惨な場面を目撃した子どもたちもいるわけで、その子たちには、「R指定」も何もなかった。(2013年8月17日 - 7:23)――
戦争体験が
いつの間にか風化し、
そして、恐ろしいことに、
先の大戦の反省を
無化してしまおうとする勢力が
跋扈しています。
気がつけば、
「検閲」と言っていい思想統制に
踏み出しているのですから、
油断大敵です。
名前を
晒すということに
抵抗ある方もいるでしょう。
しかし、
――この市議を特定すべき。RT @akiratv: ざくっと要点。松江市教委が『はだしのゲン』を閉架にしたのは、たった一人の高知県民が提出した陳状を、たった一人の市議が支持し、陳情は不採択になったのに、松江市教委が恐れおののいて、過剰反応した。アホらしくて、声も出んわ。(2013年8月17日 - 1:44)――
という樹林 伸(キバヤシ シン)@agitadashiさんの考え方が
まともと思います。
この市議、
「戦わない奴は、戦おうとしてる奴を叩く」
(吉川晃司bot参照/リンク)
というあり様です。
しかも政治家が
政治的発信として行動した結果だ
ということになったら
見逃すわけに行かないです。
ブログを
書いていらっしゃるようなので、
資料として、
陳情書が
書かれた経緯に
関する記事を
下に転載しておきます。
なお、このブログ記事で、
僕は、
「検閲」
という用語を使用しました。
この点につき、
「検閲」ではなく
単なる「閲覧制限」だ
という反論も
あるでしょうね。
ツイッタ―に
【はだしのゲン閉架問題】と題して、
――図書館の蔵書の大半は閉架書庫にある。だいたい面白い本ほど閉架にあるものである、国会図書館などすべて閉架である、図書館に開架と閉架がある事を子供達が学ぶ良い機会である。検索、下調べ、発掘、の醍醐味を知らぬバカどもが騒いでいるだけだから放っておいてよろしい。(2013年8月17日 - 11:00)――
という発言がありました。
高木壮太@TakagiSotaさんのツイートです。
この人の
可笑しさは、
児童と大人の図書館での本の閲覧権を
同列に扱っていることです。
閲覧制限は、
「子どもには見せるな」
という指導の形でなされているのです。
こうなると、
R-指定の映画のようなもので
事実上、
検閲がなされたと同じなのです。
茂木健一郎さんが
いみじくも指摘されているように、
――大人たちが戦争を始めて、実際に悲惨な場面を目撃した子どもたちもいるわけで、その子たちには、「R指定」も何もなかった。――
という戦争の残酷な現実を見ない学者の論理です。
■資料
「中島康治と高知市から日本を考える会」
(2013-08-18 18:35:03)
☆ 記事URL:http://ameblo.jp/tinmiena/
陳情書
件名
松江市の小中学校の図書室から「はだしのゲン」の撤去を求める陳情
要旨
マンガ「はだしのゲン」は子どもの教育に悪影響を及ぼし、間違った歴史認識を植えつけているので、一刻も早く松江市の小中学校の図書室から撤去されるよう求めるもの。
陳情理由
平成11年8月13日法律第127号「国旗及び国歌に関する法律」が施行され、教育基本法にも「国と郷土を愛する態度を養うこと」が盛り込まれました。
「はだしのゲン」には、天皇陛下に対する侮辱、国歌に対しての間違った解釈、ありもしない日本軍の蛮行が掲載されています。
このように、間違った歴史認識により書かれた本が学校図書室にあることは、松江市の子どもたちに間違った歴史認識を植え付け、子どもたちの「国と郷土を愛する態度の涵養」に悪影響を及ぼす可能性が高いので、即座に撤去されることを求めます。
もし撤去できないのであるならば、別紙1から4で表現されている事項について、根拠となる資料を提出されるよう望みます。
以上
上記が私が松江市議会に提出した陳情書全文です。
近年では「はだしのゲン」が世界各国で翻訳され読まれているようですが、このマンガを読まれた世界中の人は日本の国歌「君が代」をどう思うでしょうか?
日本軍は中国、朝鮮アジアの各国で約30000000人以上の人を残酷に殺してきとるとありますが、
このような内容を翻訳し世界に発信すれば世界の人は日本人をどう思うのでしょうか?
それとも、その部分だけはフィクションですと言うつもりですか?
私はこの本を図書館に置くことは差し支え無いと思っています。
が、小中学校の図書室に置くことは反対です。なぜこの漫画本だけが特別に学校の図書室に置いてあるのか理解に苦しみます。
アメリカが広島と長崎に原爆を落としたことは事実です。それは日本人として絶対に忘れてはなりません。しかし、この本では落とされた経緯が出鱈目なのです。
原爆に被爆された体験談と、作者の思想は別にして考えなければなりません。
子供が読みたいのであれば図書館で借りればいいし、欲しければ買えばいいだけの話で、この漫画だけいちいち図書室に置くなという話です。
今回のコメントを全て見ましたが、日教組教育恐るべし。いや~日教組の被害者が沸いてましたね。
――はだしのゲンの件でこれが思い浮かんだ。
1.図書館は資料収集の自由を有する
2.図書館は資料提供の自由を有する
3.図書館は利用者の秘密を守る
4.図書館はすべての検閲に反対する
【図書館戦争】にも出てくる「図書館の自由に関する宣言」。実際に全国の図書館に掲げられているものです。(2013年8月17日 - 10:09)――
「図書館の自由に関する宣言」は、
戦前に
思想善導機関として機能した
図書館の歴史を反省し、
1954年(昭和29年)に打ち出されたものらしいです
(ウィキペディア参照・リンク)。
「図書館はすべての検閲に反対する」
という4番目の項目が
痛いですね。
「はだしのゲン」に関する、
陳情は
真正面から
この宣言に違反してます。
学校の図書室に
備え付けるなという陳情なのであって、
図書館宛てに
したのではないという、
一応の弁明は成り立つでしょう。
しかし、図書館と
学校の図書室を
こんな風に
分けてしまうのは
詭弁です。
「検閲」という
なされている営為が
問題です。
「子どもに悪影響を与える」という
見せないための根拠は、
“過激”だからというに尽きます。
これについては、
茂木健一郎@kenichiromogiさんが
次のように
適切な
指摘をなされています。
――はだしのゲンの原作者の中沢さんも言われているように、戦争の悲惨さは、とてもマンガに描かれている程度では済まない。大人たちが戦争を始めて、実際に悲惨な場面を目撃した子どもたちもいるわけで、その子たちには、「R指定」も何もなかった。(2013年8月17日 - 7:23)――
戦争体験が
いつの間にか風化し、
そして、恐ろしいことに、
先の大戦の反省を
無化してしまおうとする勢力が
跋扈しています。
気がつけば、
「検閲」と言っていい思想統制に
踏み出しているのですから、
油断大敵です。
名前を
晒すということに
抵抗ある方もいるでしょう。
しかし、
――この市議を特定すべき。RT @akiratv: ざくっと要点。松江市教委が『はだしのゲン』を閉架にしたのは、たった一人の高知県民が提出した陳状を、たった一人の市議が支持し、陳情は不採択になったのに、松江市教委が恐れおののいて、過剰反応した。アホらしくて、声も出んわ。(2013年8月17日 - 1:44)――
という樹林 伸(キバヤシ シン)@agitadashiさんの考え方が
まともと思います。
この市議、
「戦わない奴は、戦おうとしてる奴を叩く」
(吉川晃司bot参照/リンク)
というあり様です。
しかも政治家が
政治的発信として行動した結果だ
ということになったら
見逃すわけに行かないです。
ブログを
書いていらっしゃるようなので、
資料として、
陳情書が
書かれた経緯に
関する記事を
下に転載しておきます。
なお、このブログ記事で、
僕は、
「検閲」
という用語を使用しました。
この点につき、
「検閲」ではなく
単なる「閲覧制限」だ
という反論も
あるでしょうね。
ツイッタ―に
【はだしのゲン閉架問題】と題して、
――図書館の蔵書の大半は閉架書庫にある。だいたい面白い本ほど閉架にあるものである、国会図書館などすべて閉架である、図書館に開架と閉架がある事を子供達が学ぶ良い機会である。検索、下調べ、発掘、の醍醐味を知らぬバカどもが騒いでいるだけだから放っておいてよろしい。(2013年8月17日 - 11:00)――
という発言がありました。
高木壮太@TakagiSotaさんのツイートです。
この人の
可笑しさは、
児童と大人の図書館での本の閲覧権を
同列に扱っていることです。
閲覧制限は、
「子どもには見せるな」
という指導の形でなされているのです。
こうなると、
R-指定の映画のようなもので
事実上、
検閲がなされたと同じなのです。
茂木健一郎さんが
いみじくも指摘されているように、
――大人たちが戦争を始めて、実際に悲惨な場面を目撃した子どもたちもいるわけで、その子たちには、「R指定」も何もなかった。――
という戦争の残酷な現実を見ない学者の論理です。
■資料
「中島康治と高知市から日本を考える会」
(2013-08-18 18:35:03)
☆ 記事URL:http://ameblo.jp/tinmiena/
陳情書
件名
松江市の小中学校の図書室から「はだしのゲン」の撤去を求める陳情
要旨
マンガ「はだしのゲン」は子どもの教育に悪影響を及ぼし、間違った歴史認識を植えつけているので、一刻も早く松江市の小中学校の図書室から撤去されるよう求めるもの。
陳情理由
平成11年8月13日法律第127号「国旗及び国歌に関する法律」が施行され、教育基本法にも「国と郷土を愛する態度を養うこと」が盛り込まれました。
「はだしのゲン」には、天皇陛下に対する侮辱、国歌に対しての間違った解釈、ありもしない日本軍の蛮行が掲載されています。
このように、間違った歴史認識により書かれた本が学校図書室にあることは、松江市の子どもたちに間違った歴史認識を植え付け、子どもたちの「国と郷土を愛する態度の涵養」に悪影響を及ぼす可能性が高いので、即座に撤去されることを求めます。
もし撤去できないのであるならば、別紙1から4で表現されている事項について、根拠となる資料を提出されるよう望みます。
以上
上記が私が松江市議会に提出した陳情書全文です。
近年では「はだしのゲン」が世界各国で翻訳され読まれているようですが、このマンガを読まれた世界中の人は日本の国歌「君が代」をどう思うでしょうか?
日本軍は中国、朝鮮アジアの各国で約30000000人以上の人を残酷に殺してきとるとありますが、
このような内容を翻訳し世界に発信すれば世界の人は日本人をどう思うのでしょうか?
それとも、その部分だけはフィクションですと言うつもりですか?
私はこの本を図書館に置くことは差し支え無いと思っています。
が、小中学校の図書室に置くことは反対です。なぜこの漫画本だけが特別に学校の図書室に置いてあるのか理解に苦しみます。
アメリカが広島と長崎に原爆を落としたことは事実です。それは日本人として絶対に忘れてはなりません。しかし、この本では落とされた経緯が出鱈目なのです。
原爆に被爆された体験談と、作者の思想は別にして考えなければなりません。
子供が読みたいのであれば図書館で借りればいいし、欲しければ買えばいいだけの話で、この漫画だけいちいち図書室に置くなという話です。
今回のコメントを全て見ましたが、日教組教育恐るべし。いや~日教組の被害者が沸いてましたね。
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