民主党を離党するか否かを巡っての小沢派支持者の対立

政治家が

顔を売るのは、

仕事の一つです。

特に

権力の中枢部から

遠い位置にいる

政治家の場合、

その必要度が強いでしょう。

その意味で、

小沢一郎氏の

民主党離党騒ぎで

小沢派のレッテル貼られた

階猛、辻恵両衆院議員が

民主党に

残ろうとするのは

生き残りをかけた

正当な戦略と思えます。

また、そのような

個人プレイを許さず、

全員が全員、

小沢氏と一緒に民主党から飛び出て

「赤城の山も今宵限りよ」

とやってしまっては

もろともの運命を辿ります。

それこそ、

民主党現執行部の思惑通りでしょう。

たとえひと時、

裏切り者と罵られても、

結果オーライで

民主党執行部への

影響力を残しておいた方が、

遥かに賢明なのではないですか。

反旗を許す

懐の深さあればこそ、

官僚に

物申しえるようになります。

財務省のお役人

１０人に聞きましたでは、

全員が同じ答え。

経産省のお役人

１０人に聞きましたでは、

１０通りの答が返ってくるということです。

お役所破りは、

財務省のやり方でなく、

経産省を見習うべきだろうと思います。

だってね、

そもそも政治家という職業の

必然的な成り行きとして、

一匹狼である方が似合ってませんか。

とすると、一匹狼の

離合集散が当たり前な

政党では、

「一丸」より

「人材の厚み」が

理に適った

人の結びつきってことになると思います。

ちなみに、

菅前首相に入れ知恵して

浜岡原発を

停止させた張本人は、

経産省の

役人だと言います。

損害賠償の主体とすることで

東電を守る“ゾンビ”法を

通すためには

一歩譲っておけ、

ということだったのでしょう。

でも、国民の大部分が

この決定のお陰で、

菅前首相を、

本気で脱原発派と

受け止めたのではないでしょうか。

政治の世界では、

そういう見せかけと本心を使い分けるような

策略が

結構通用しているでしょ？

経産省のお役人は、

そっち方面の能力に

長けてるということでしょうかね。

選挙民が

市民として、

力を発揮するには、

もっと鍛えられる必要があるんでしょう。

三宅雪子衆院議員が

「国民に造反したのは

明確に自民党に入党した野田総理。

党に残る方は一致団結し、処分を拒否すべし。応援求む！」と、

ツイッタ―で述べておられます。

出るのは、地獄かもしれない。

しかし、実は、残るも地獄ですよ！！

その空気ぐらいは

共有してあげたいな、と思います。