ＩＴ後進国 / 「『自民に投票』の人達のコメント大公開だっぺ」

「ＩＴ後進国」という

サイトに

なかなか興味深い記事がありました。

☆　記事ＵＲＬ：http://torijin0008.doorblog.jp/archives/25093786.html

紹介します。

まず、その前に、投票率に関して。



表を見ると、

全１０１３個のコメント数の内、

「自民党に投票した」

という報告をしたのは、

５７個、

５・６％です。

この数字を

覚えておく必要があります。

恐らく、この数値が

インチキのない

自民党の支持層の厚みでしょう。

有権者の１割にも足りません。

さて、本題に入ります。

まじで、この人たち、どんな理由で、

自民党に１票を入れたのか？――。

返答のあった

２２名の

コメント内容を分類された結果は、

次の通りです。

（１）もちろん系…１１票

問答無用ってわけですな。

「日本人として当然、自民党と猪瀬氏に入れました」

だって！

この文章、読んだ途端、

頭がくらくらです。

友達とか、知りあいにはなりたくないな、

と思いました。

正直、気色悪いです。

戦後直後あった

アメリカ文化の流入による

興奮、快感に

未だに溺れておられるのです。

いえね、

アメリカが悪いと言ってるんじゃないですよ。

終戦直後の熱気は、

自民党が

作ったものではない、ということです。

そこを弁えて頂きたいのです。

そこが

頭の中で

ごっちゃになっているのではないですか。

猿にオナニーを教えると、

抑止できなくなって、

死ぬまで繰り返しやってるというでしょう。

あれと同じじゃないですか。

ネアンデルタール人以前、

きっと、ピテカントロプス・エレクトス時代からの

そのような習性から

脱却できていないのです。


（２）原発系…８票

「生活が苦しいのに、

原発をなくされて電気料金を上げられるなんて、

冗談じゃありません」って、

あんたら、

ちょっとは原子力の発電の仕組みを

勉強して

人間にコントロールが可能か否か、

考えて見たら？

と、提案したくなりました。

原発事故に反省なく、心の痛みさえ感じなかったという、

ある意味、驚異的な銭の亡者の群れです。



（３）おさらば系…３票

「この際、言っとく」

ということで、

マスコミへの不信を露わにしながら、

「やっぱり自民が一番」

とおっしゃる方たちです。

ご自身の信仰との

関係で

マスコミを許せないんですね、

それは理解できました。

しかし、同時に

一日中、テレビしか見てない、

無教養タイプということも

伝わってきました。



〔検討〕

「ＩＴ後進国」の

サイト管理者の方が

おっしゃるように、

選挙に不正があったか否か、

今の時点では、水掛け論に終わります。

しかし、「不正はなかった」

と言うには

経験的なレベルでの

納得が

できないといけません。

経験的には、

「ムサシ」

という集票機を製造している

会社に

開票作業が

丸投げになっていて

そこに

不正がないという主張は、

「原発は安全」と言う

神話と

まったく同種のごまかしです。

そこまで

この会社を信頼してよいという

コンセンサスなど

ありません。

また、そのようなコンセンサスは、

不要です。

そもそも３権分立は、

権力を信頼しない点にこそ、

意味が認められます。

「選挙が

ブラック・ボックスでよい」

という見解は、

経験則上、

是認できないものです。

制度設計を

し直す上で有益な出発点を用意したいのなら、

躊躇なく、

開票行為のチェックをし直しをさせるべきです。

普通の犯罪とは違います。

冗談抜きで、

不正があれば

政府転覆行為なんです。

もっとも、

刑法上罰せられる

政府の転覆行為にあたる

内乱罪の成立には

暴行が

要件となります。

したがって、

刑事罰の対象に

ならないでしょう。

ただ、国家の根本を揺るがす

行為であることは

紛れもない事実です。

お目こぼしは、

ありえないです。

どういう形になるにしろ

社会的制裁を

受けねばならないはずです。