のんきに介護

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知ってます? この言葉、「Chinamerica (チナメリカ)」

2013年05月08日 11時59分39秒 | Weblog
アメリカ(のグローバル企業)が

運命共同体として選んでいるのは…

中国なんです。

タイトルにした

「Chinamerica (チナメリカ)」

という造語の

意味です。

この点につき、

「ENGLISH JOURNAL 5月号」(アルク刊)に

コラムニストの町山智弘氏と

明治大学名誉教授の越智道雄氏が

対談の中で

論じておられました。

その論点・視点を

紹介したいと思います。

さて、

ティーパッカ―ズと言われる

保守の

大衆運動を支えている

基盤は、

南部です。

この保守のロビー活動は、

別に停滞してません。

しかし、にもかかわらず、

南部の産業の

全部が

中国に持って行かれたようです。

ウォルマートという巨大スーパーマーケットが

利益率の高い

中国製に

置き換えた結果です。

ブッシュ政権下で

起きたことです。

ブッシュは、

2001年に中国が

WTO(世界貿易機関)に入れるようにしました。

これは、

アメリカの保守系シンクタンクである

ヘリテ―ジ財団(Heritage Foundation)による

助言の結果です。

この財団のトップは、

共和党連邦上院院内総務の

ミッチ・マコ―ネルの

中国人の奥さんです。

この奥さんに誘導されるようにして

ブッシュ元大統領が

中国の経済躍進に最も貢献しました。

イラク戦をやり、

財政赤字垂れ流し状態だった

ブッシュ政権にとって、

この方が

都合がよかったようです。

ただ、この結果、

アメリカは、

中国に雇用を奪われただけでなく、

国債まで

中国に依存するようになりました。

このようにして

中国は、

日本にとって

脅威となりました。

しかし、日本人の多くは、

このアメリカの

国民国家の利益を無視する、

越智氏によれば、

反抗的アメリカ人の生理(グローバリズム?)が

未だよく理解できないままに、

やっぱり連邦政府が

“大船”

なんだという理解を

しています。

オバマ大統領対抗馬だった

ロムニーは、

隠し撮りされたビデオの中で

「私は中国2万人の工場に投資しました」

という発言をしてます。

この人はまた、

「所得税を払っていない

47%の人たち(貧困層)のため、政治をしない」

という失言でも知られます。

オムニ―は、

アメリカの労働者の仕事を取り上げて

中国人に売った点を

オバマ大統領に責められて

「あんたな、株を運用したことあるか。

一体、アメリカの投資信託会社が

どこに投資すると考えているんだ。

投資先は2カ国だ。

インドと中国。

ということはだ、

この2国を活性化することで

アメリカ国民の年金が

膨らむんだよ」

と説明したらしいです。

それと

もう一つ、

知っておいて損のないのは、

中国における

人民公社の生産方式です。

工場配置が

効率がとてもいいらしいです。

アメリカの

グローバル企業にとっては

垂涎モノの

工場配置らしいです。

1000ドルの注文で

中国側の工場に落ちるお金は

40ドルとのことです。

中国を相手にすると

凄まじい金儲けが

出来るんです。

ブッシュが

後押しするはずです。

オバマが大統領になって

最初にした仕事が

中国製の

安いタイヤに

35%の関税を課したことでした。

このとき、

ロムニー陣営が

「自由主義経済に反する」

という批判を

投げつけました。

オバマ大統領に鼻で笑われただけ

だったでしょう。



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