「集計ソフト」
という言葉を選挙前に
覚えました。
メキシコで
そのソフトを使った
不正な選挙がなされた
ということでした
(たとえば、ブログ「山崎淑子の『生き抜く』ジャーナル」参照 / リンク)。
エジプトでも
争われているようです。
ただ、仮に、そのようなソフトがあっても
日本では
使われない、と僕は信じていました。
しかし、
総選挙の結果は、
時事通信社が
リハーサル集計として
流失した
自民圧勝の
データーをなぞるような
数値でした。
それだけなら
疑わないのですけど、
まだ開票されていない段階での
当確予想で出た数値が
1、2議席違う程度で
ほとんど三つ放送局の示した
数値が一致してました。
250議席越えとかいう
大雑把な予想の仕方ではないのです。
295議席、296議席
という、ピンポイントでの
予想なわけです。
テレビ局は、
「ただの偶然です」
というコメントをしてました。
予想に根拠がないことを自ら
認めたわけです。
ならばなぜ、
発表したのか…
と思います。
しかもデーターを発表した
放送局は、
一つではなく、
三つです。
一方、東京都の知事選と
衆院選の
投票者数に
大幅な隔たりがあるとする
指摘があります。
すなわち、「タマちゃんの暇つぶし」(リンク)
というサイトに
2012/12/18 10:38付で
次のような書き込みがありました。
転載しますと――、
みつば様が東京都知事選の投票結果を書かれていたので、東京の衆院選の投票数を調べてみたのですが、 都知事選の投票数は6,647,744票 東京都の衆院選の投票数は5,256,655票(総務省HP投票者数より) 1,391,089票の差がありますが、知事選は投票したのに衆院選は投票しなかった?? ということは、知事選の投票用紙はいただいて、衆院選の紙はいただかなかった? うーん・・・、そんな人が140万人近くもいるのでしょうか?――ということです。
これが事実とすれば、
開票作業は、
いい加減になされた証拠です。
また、同じ、
140万という数字が出てくる
ネット情報で
こんなのもあります。
東京都知事選において
「入場者よりも投票数が140万票多かった」
というものです。
インパクトはあるんですが、
入場者の確かめようがないという気がします。
☆ http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=271423&g=121204
また、投票箱の中には大量の「自民票」。
同じ筆跡で
同じ箱に数百枚もあったと言います(元記事は、光軍の戦士たち/リンク)。
こちらは、
事実確認できそうですね。
できれば、投票用紙の保存をお願いしたいです。
<追記>
調べましたところ、
東京都選挙管理員会が
執行する
平成24年12月16日にあった
東京都知事選挙の
投票者数(リンク)は、
6、647、744人でした。
同日の東京都の衆議院小選挙区の
投票者数(リンク)は、
6,668,474人でした。
上記「タマちゃんの暇つぶし」というサイトにあった
衆院選の投票数を、
5,256,655票※とする
数値は、
したがって、誤りでした
(小沢一郎の復活を期待する
@LOVENIPPON1 さん〈リンク〉によると、
後者の衆院選の方の数値は、
第19回(2001年)参院選での数字(リンク)とのことです。
調べましたところ、
指摘された通りでしたので報告しておきます)。
しかし、それにしても
2万人強の
投票者が知事選では棄権したことになります。
LOVENIPPON1 さんは、
無視してよい程度の小さな数と
強弁なさいますが、
この数は、決して小さな数ではありません。
140万人近く云々は、
僕の「事実としたら」という仮定の話であることにも気づかず、
あるいは、気づいていたとしても、
絶対的な数量としての
“2万強”の
大きさを把握しそこなっておられますね。
140万という数と比較すれば、
確かに、小さな数です。
しかし、だからと言って
無視してよい程度に微小な数と
決めてかかるのは、
ペテンに近い、ただの暴論です。
選挙権という権利の持つ重さから考えて、
到底、与しえません。
さて、「投票権行使の秘密性」は、
選挙制度の黎明期には
守るべき有用性がありました。
しかし、その権利の有用性を逆手にとって、
投票権を
実質的に奪う
不正な読み取りを
行うならば、
投票行為の可視化を
検討すべきかな、
と思います。
具体的には、
電光掲示板で表示の採用です。
ボタンを押すと
投票行為が完了するような…
何票は入ったのか
投票の時点で
読み取れるようにするわけです。
結果的には、
締め切り間近での
投票は抑制されますが、
そのような制度を採用するのも
仕方ないでしょう。
リアルタイムでの
そのような可視化を認めないのなら、
事後的に住民の請求に基づく
投票用紙の
確認を許すべきでしょう。
※5,256,655票: 第19回(2001年)参院選での投票者数と言います。 今年度の総選挙の投票者数ではなかったということ、よく考えて不思議ですね。6,668,474人という140万人ほど多い、この数は、投票率が少ない、少ないと嘆かれている今年度2012年の東京都の衆議院小選挙区の投票者数なのです。
実は、今回の総選挙の投票率は、高かった! という資料として使えそうです。“ガセネタ”とか言って、いちいちソース元を確認しない場合は、「そのような形で読み込んでいる人もいる」という報告さえしてはいけない、迷惑だ!! と騒ぎ立てる一部、ネット依存症者の怪我の功名というべきですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます