のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

隣家の不運 ~ どうしても1匹の羊より99匹の羊が大事と思ってしまう

2015年08月28日 15時35分00秒 | 生活の知恵
韓非
‏@Kanpishi さんのツイートです。

――金持ちの家で土塀が崩れた。その家の息子が「このままでは泥棒が入るよ」と言い、隣家の主人も同じことを忠告した。果たしてその夜に泥棒が入ったが金持ちは自分の息子を泥棒を予言するとはなんと頭のいい子だろうと褒め、隣家の主人を犯人ではないかと疑った。〔9:15 - 2015年8月28日 〕――

勘違いが招く不運ですね。

沖縄戦で

逃げ遅れた人が米軍の捕虜になった後、

解放された。

喜び勇んで戻ったところ、

スパイの嫌疑を受け処刑された話を思い出しました。

米軍としては

捕虜を開放して

良いことをしたつもりでいたでしょう。

しかし、

その親切心が

とんでもない運命を

その元捕虜たちにもたらしました。

こういうお話から

僕たちは、

何を教訓として学べるでしょう。

これは、

失くしたものが戻ってきたときの心の持ち方を

教えているのではないでしょうか。

聖書に

「なくした銀貨がみつかりました」

という文句があります

(※「ルカ福音書」15-9)。

宗教は、

アヘンと決めつけずに

「あなたは何も失うことはない」

という信念を養う

訓練の機会を授けられたと思えるようになれば、

スパイでない者を

スパイであるかのように考えて

処刑する悲劇を避け得ます。



※ この言葉は、

「見失った羊のたとえ」の段に

あるものです。

すなわち、

罪びとをもてなすのは、

悔い改める必要のない99匹より

迷っている

1匹の羊を救い出す方が喜びが大きいという話です。

僕が新自由主義を支持できないのは、

軍隊と同じで、

彼らは、

この喜びを理解しようとしない点です。

まさに、

今の世の中、

隣家の不運だらけです

(実感がなくとも、そうなろうとしています)。

この不運を避けようと思えば、

悔い改め、

道を正す喜びを多くの人と共有する体験を

持つことだと思います。

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