1998年の建築基準法の大改正について

「やすえの活動日記」

というサイトが

98年の建築基準法の改正につき、

触れています。

☆　記事URL:http://yaplog.jp/yasueblog/archive/7

この改正で、

規制の対象が

建築の建て方の「仕様」から建築材料の「性能」に

変更されたとそうです。

なぜ、我が国において「仕様」が細かく

定められているのは、

地震の多い

我が国において

地面の“揺れ”に対する

匠の技が

発達した結果です。

しかし、その技ゆえに

米国の建材を

輸入する際の障害になっていたというわけです。

１９８９年５月、

例の悪名高いスーパー３０１条を日本に対して発動されました。

建材以外には、

スーパーコンピュータと

人工衛星が

対日圧力の標的になりました。

そして

その成果を誇るように

アメリカ通商代表部USTRが作成した「外国貿易障壁報告書2000版」には、

日本の建築基準法の改正が

アメリカ政府の要求に応じてなされたものであると、

はっきりと書かれているそうです。

憲法制定時の外圧に

喧しい政府も

「米国の木材輸出業者の利益のために」

という圧力に

対抗していく度胸がないのは、

何とも歯がゆい話です。