外教 @yuantianlaoshiさんのツイートです。
――「中国と韓国だけが反日で東南アジアは親日」って思い込んでる人今いっぱいいるけど、それ嘘だから。1970年代まで「反日」といえば東南アジアのことだった。
田中角栄首相 東南アジア歴訪に猛抗議 1974年http://gyao.yahoo.co.jp/player/01061/v00001/v0000000000000000048/ …〔1:28 - 2015年1月19日 〕――
こういう「反日」の国を「親日」の国と誤解する根本の原因は、
安倍某にあるんだろうな。
「中国包囲網」を提唱したり、
中韓が嫌がると分かっていて靖国に参拝したりする。
従軍慰安婦などなかったという
歴史修正主義――あったことをなかったといい、なかったことをあったということで
本当の歴史を改竄する主義――の態度が両国を遠ざけた。
他方、
東南アジアには
何千億円というお金を落としていくのだから、
歓迎されて当然だ。
ミャンマー等、
東南アジア歴訪国は、
(ああ、この安倍という人物は、
偉大な宰相と持ち上げてもらいたいだけなんだ)
ということを見切っていると思う。
怖いのは、
ゲストとして歓待する
上っ面だけを見て
この国は“親日”という単純な判断の下、
誤った認識が拡散することだ。
たとえば、
今、安倍某は、
エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの
中東4か国を訪問している。
それを反映して
これらの国は親日だという印象が広がるだろう。
しかし、安倍某がしようとしている
武器輸出やら核拡散やら、
果ては
米国の肩をもってする
集団的自衛権の名による派兵は、
他国を傷つけ、
イスラム諸国からテロ攻撃を招き寄せる危険な行為だ。
もし、報復としてエジプトから攻撃を受け、
不幸な不安が的中したとき、
親日との誤解が
裏目に出るに違いない。
すなわち、
必要以上に日本人の間に憎悪が育つことだろう。
ここで我々が注視せねばならないのは、
安倍某のありのままの姿だ。
この男は、
己の虚栄心という色眼鏡で国益を見ている。
だからこそ、
“自分がいい思いをする”といった、
どうでもいいことを何より大切にするような倒錯が生じているんだろう。
特定秘密保護法でも、
秘密が外部に漏れるのを防ぐ趣旨で
立法されたが、
誰に漏れ出るのを危惧しているかと言うと、
外国ではなく、
日本人にだ。
“自分がいい思いをする”上で、
何より、
日本人自身が障害になるからだ。
「お前たちは黙っていろ。
耳を閉ざせ。目をつぶっておれ」というのが
愚かな宰相の最も願っているところだ。
これは、
冒頭で述べた
歴史修正主義から流れ出てくる
要請といえる。
それに黙って従っていれば、
どんないいことがあるか――。
安倍某が自己陶酔するのみならず、
我々は、自身の手で
日本という国を亡国の淵に叩き落すことになる。
すなわち、日本人がまず、
虚偽の情報――日本は「美しい国」であり、
侵略戦争などするはずがないという妄想――で踊らされた結果、
安倍某の
恣意のまにまに
外国に攻め入らされるのだ。
〔資料〕
「懐かしの毎日ニュース:1月7日 田中角栄首相 東南アジア歴訪に猛抗議 1974年」
毎日新聞(2013年01月07日)
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/feature/nostalgicnews/news/20121228dog00m040020000c.html
1974年1月7日、田中角栄首相(当時)は東南アジア5カ国を訪問した。11日間の歴訪が学生のデモ騒動で終わるとは思わなかっただろう。2カ国目のタイ・バンコクでは、日本商品排斥の抗議行動で、ホテルは「田中帰れ」のコールに包まれた。首相官邸でサンヤ首相との会談では、経済協力をめぐる協議を行い、学生代表とも会談したが、「誠意がない」と厳しい意見だった。シンガポールではリー首相とマレーシアのラザク首相と会談したが、「日本帝国主義打倒」のデモの抗議を受けた。インドネシアでは、軍の厳戒態勢の中、スハルト大統領と会談したが、学生の反日デモで暴動状態に。日本車や大使館が襲われた。(毎日新聞デジタル)
――「中国と韓国だけが反日で東南アジアは親日」って思い込んでる人今いっぱいいるけど、それ嘘だから。1970年代まで「反日」といえば東南アジアのことだった。
田中角栄首相 東南アジア歴訪に猛抗議 1974年http://gyao.yahoo.co.jp/player/01061/v00001/v0000000000000000048/ …〔1:28 - 2015年1月19日 〕――
こういう「反日」の国を「親日」の国と誤解する根本の原因は、
安倍某にあるんだろうな。
「中国包囲網」を提唱したり、
中韓が嫌がると分かっていて靖国に参拝したりする。
従軍慰安婦などなかったという
歴史修正主義――あったことをなかったといい、なかったことをあったということで
本当の歴史を改竄する主義――の態度が両国を遠ざけた。
他方、
東南アジアには
何千億円というお金を落としていくのだから、
歓迎されて当然だ。
ミャンマー等、
東南アジア歴訪国は、
(ああ、この安倍という人物は、
偉大な宰相と持ち上げてもらいたいだけなんだ)
ということを見切っていると思う。
怖いのは、
ゲストとして歓待する
上っ面だけを見て
この国は“親日”という単純な判断の下、
誤った認識が拡散することだ。
たとえば、
今、安倍某は、
エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの
中東4か国を訪問している。
それを反映して
これらの国は親日だという印象が広がるだろう。
しかし、安倍某がしようとしている
武器輸出やら核拡散やら、
果ては
米国の肩をもってする
集団的自衛権の名による派兵は、
他国を傷つけ、
イスラム諸国からテロ攻撃を招き寄せる危険な行為だ。
もし、報復としてエジプトから攻撃を受け、
不幸な不安が的中したとき、
親日との誤解が
裏目に出るに違いない。
すなわち、
必要以上に日本人の間に憎悪が育つことだろう。
ここで我々が注視せねばならないのは、
安倍某のありのままの姿だ。
この男は、
己の虚栄心という色眼鏡で国益を見ている。
だからこそ、
“自分がいい思いをする”といった、
どうでもいいことを何より大切にするような倒錯が生じているんだろう。
特定秘密保護法でも、
秘密が外部に漏れるのを防ぐ趣旨で
立法されたが、
誰に漏れ出るのを危惧しているかと言うと、
外国ではなく、
日本人にだ。
“自分がいい思いをする”上で、
何より、
日本人自身が障害になるからだ。
「お前たちは黙っていろ。
耳を閉ざせ。目をつぶっておれ」というのが
愚かな宰相の最も願っているところだ。
これは、
冒頭で述べた
歴史修正主義から流れ出てくる
要請といえる。
それに黙って従っていれば、
どんないいことがあるか――。
安倍某が自己陶酔するのみならず、
我々は、自身の手で
日本という国を亡国の淵に叩き落すことになる。
すなわち、日本人がまず、
虚偽の情報――日本は「美しい国」であり、
侵略戦争などするはずがないという妄想――で踊らされた結果、
安倍某の
恣意のまにまに
外国に攻め入らされるのだ。
〔資料〕
「懐かしの毎日ニュース:1月7日 田中角栄首相 東南アジア歴訪に猛抗議 1974年」
毎日新聞(2013年01月07日)
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/feature/nostalgicnews/news/20121228dog00m040020000c.html
1974年1月7日、田中角栄首相(当時)は東南アジア5カ国を訪問した。11日間の歴訪が学生のデモ騒動で終わるとは思わなかっただろう。2カ国目のタイ・バンコクでは、日本商品排斥の抗議行動で、ホテルは「田中帰れ」のコールに包まれた。首相官邸でサンヤ首相との会談では、経済協力をめぐる協議を行い、学生代表とも会談したが、「誠意がない」と厳しい意見だった。シンガポールではリー首相とマレーシアのラザク首相と会談したが、「日本帝国主義打倒」のデモの抗議を受けた。インドネシアでは、軍の厳戒態勢の中、スハルト大統領と会談したが、学生の反日デモで暴動状態に。日本車や大使館が襲われた。(毎日新聞デジタル)
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