のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ホームレス多数意見 / 「行政・支援者、お断り」

2012年11月23日 18時45分53秒 | Weblog
大阪駅周辺には

ホームレスの方がたくさんいます。

拾った雑誌を売る等して

生計を立てます。

夜、段ボールを敷き、

「寝転んでいると、

蹴られたり

唾を吐かれたりする。

しかし、慣れた場所がいい」ので

離れない人が多いようです。

10月中旬、

40~80代の

ホームレス男性5人が

相次いで襲われ、

富松国春(くにはる)さん(67歳)が

死亡した事件に関連して、

大阪市内16~17歳の少年4人が

22日、殺害容疑で逮捕されたみたいです。

少年たちによると、

「ノリで」やったらしいです。

面白半分で殺してしまった、

という心の貧しさが

腹立たしいです。

携帯電話に

「助けて」と命乞いする

富松さんを

殴り続ける場面が

録画されていると言います。

事件後、

何回、その映像を見て

少年たちは

鬱憤を晴らしたのでしょうか。

死因は、

外傷性くも膜下出血です。

頭を

二日にわたって執拗に攻撃したようです。

まったく無抵抗な人間を

痛めつけて

何が楽しいのでしょうか。

気持ちの

めげる事件です。

ところで、厚生労働省の調査によると、

大阪市には2179人(1月現在)と全国最多。

府の9割が

集中し、

東京23区を

45人上回ります。

ホームレスの平均年齢は、

59歳です。

ホームレスの方って、

皆さん、生活保護に頼る気がなく

「(どんな仕事も)仕事は仕事。

体が動く限り、人の世話になりたくない」

と考えて、

段ボールの上に毛布を敷き、

寝袋にくるまって寝る、という生活スタイルを

崩したくないのでしょうか。

大阪で

寝袋を配る

支援活動をしている

「ろくな者じゃ会」(リンク

代表世話人、北出裕士によると、

「行政や支援者との

関わりを嫌がり路上生活を続ける人が

多い」と話されます。

今まで

傷つけられた分、

人が信じ得られなくなっているのでしょう。

「地道に

声をかけ続けるしかない」

と北出氏がおっしゃったそうです

(朝日11月23日付朝刊、

コラム「高架下 足蹴にされても行き場はない」参照)。

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