「日本がもっと好きになる（捏造と歪曲の）」教科書、横浜と大阪が採用

中沢けい
‏@kei_nakazawa さんのツイートだ。

――育鵬社教科書の影に首相グループ──安倍晋三氏の異常な執着（池添徳明）（週刊金曜日） - Yahoo!ニュース http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150809-00010000-kinyobi-pol …〔0:18 - 2015年8月13日 〕――

リンクされているページには、

「週刊金曜日」の記事が

転載されている。

何でも、

横浜、大阪両市の教育委員会は8月5日、

2016年度から市立中学校で使う社会科（歴史、公民）の教科書に育鵬社版を選んだとのことだ。

育鵬社の教科書が

「勢いを増している」背景には安倍晋三首相グループの影があるという。

育鵬社の最新版教科書の出版記念集会の

キャッチコピーは、

「あなたのまちにも育鵬社教科書を」「『日本がもっと好きになる！』教科書を全国の子供達に届けよう」だ。

もう、これだけで満腹状態だ。

――日本教育再生機構理事長の八木秀次・麗澤大学教授は、「育鵬社の教科書は学習指導要領を徹底するだけでなくその先を行っている。人物に焦点を当てて歴史を描いている。公民は、国家とは何かを中学生に理解させたい思いで執筆した。天皇や安全保障は他社を圧倒している」と胸を張った。――

☆　記事URL:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150809-00010000-kinyobi-pol&p=1

自分に焦点を当ててと言ったって、

当の

「本人」じゃないしな

と思った。

公民は、

「国家とは何か」を教えるそうだ。

思うに、

先に

「『法の支配』とは何か」を

教えてやれよ、

と思った。

しかし、子どもより先生が可哀相かもしれない。

力によって、

教育の内容に変更を加えるなど、

学問の世界にはあってはならないことだからだ。

教科書を

反面教師として活用することも難しいようだ。

副教材やプリントは

すべて管理職に提出し、事前に許可を得なければならないとのことだ。

自主性が削ぎ落とされていて、

誇りの持ち方まで強要される仕組みになっているようではないか。

若い先生なら、

そのやり方で疑いを持たず、

生徒は、丸暗記…。

「人間の価値は、

自分からどれくらい自由であるかで決まる」

というアインシュタインの

言葉を

背骨にして

作り上げられた

自分から脱出する方法を

各自で見出して欲しいと思う。