先日、
ボク子に持たせて撮影したブレンMk.1軽機関銃です。
昔の戦争娯楽映画だとヨーロッパ戦線で見かける銃です。
※1号機は色味サンプルとベルトの耐久テストを兼ねて保管中
☆持たせた具合が気になる方は先に
「Fittingにわーぷっ!!」☆
近年の作品だと、アニメですがネコ耳と
しっぽが生えたフランスのコが
これを装備して大空を駆け巡ってます。
(私的にはスピンオフ作品のアナウサギのコが好みです)
=製作にあたって=
マスターになっている原型についてですが、
銃の本体部分はプラ積層式でバレル部は真鍮線とパテ盛り
ストック部などの曲線が多い部分は削り出し材を
使用しています。
切削時間の短縮のためにルーターを使用しましたが、
基本的に作図~工作までフリーハンドです。
写真の品はレジン複製の1号機と2号機(ベルト無し)で、
パーツ構成は本体&マガジン~ストック部とバレル&バレル側の
取手の2ピース組立式です。
実銃はバイポッドを折りたたんで手持ちしているのですが、
省略しました。
あと、最初はバレル側の取手を横に可動できる様にしようと
思ったのですが、(左手で90度倒した取っ手を握る射撃姿勢)
なんと、フィギュアの手が届きません(笑)
テレスコピック機能が実銃にはあるのか??
きっとアニメならではの構図のトリックなのでは
ないかと思いました。
=追記('12.10.5)=
近日、この銃(2号機以降)をオークションに
出品する予定なので、それを踏まえて追記します。
このサイズの製作にあたってできる範囲で各所を再現
していますが、全て肉眼と素手を中心媒体として
表現しています。
持たせ易さや雰囲気を出すために少しだけデザインを
変えたりもしています。
例えば、、
1. 手持ちしやすくするために上グリップ(バレル側)は
0.7mm位長いです。
(彼女たちは原寸大にすると、とても大きい手なのです)
2. 下グリップ(トリガー側)は右手親指が入り易くなる様に
左側上部をタイトにしています。
3. ハイダー形状は少し大き目(銃身先端のラッパ部分です)
この銃のデザイン上キモの部分なのですが、
勇ましくもチョッピリ可愛らしくしました。
次に塗装についてです。
完成品の説明なので詳細は述べませんが、
調色レシピを作り最初のサフ吹き(下地塗装)
から最後のトップコートまで11段階・19工程で
作業を進めました。
主要な下地・基本色1・基本色2・トップコート前の
各段階の間には7日間の乾燥期間を置き、
基本的に雨天の場合は吹き付け作業は中止しています。
(にわか雨の場合はハンドピースに残った分を吹いて終了
=ローカルルール)
また、本体部分の色味イメージは重工業系特有の
緑っぽく退色していく雰囲気を表現してみました。