そこでグレイちゃんから「正しい犬との遊び方」のレクチャーを受けました。
コーギーのグレイちゃんは、オン年9歳の熟年の女性ですが、あそびが大好きで、お気に入りのおもちゃで「取ってこい」ゲームを誘いに来ます。犬猫屋敷の管理人さんは、もちろん遊び方が上手で、グレイちゃんもとても楽しそうに廊下を走っていったりきたりします。
もう一人のおばさんがいることに気がついたグレイちゃんは、おもちゃをくわえてあろうことか私のほうに来ました。ところが、そのおもちゃを渡された私は、どうしてよいかとまどってしまい、それを猫にやるようにグレイちゃんの鼻先でぷらぷらさせてしまいました。すると、グレイちゃんは私の顔を見上げて、「おもしろくな～～い。」とでも言いたそうにします。
管理人さんが、「もっとテンションをあげて、大きな動作で、はっきりした声で誘わなきゃ!!」と、ダメダシ。そういえば、管理人さんが、犬と遊ぶとき、犬に話しかけるときにはまるで舞台女優が、大きな舞台の上で思い入れたっぷりにせりふを言うがごとくです。
ねこ飼いの私はといえば、おもちゃをぷらぷらさせるけれど、無言でした。でもなかなかすぐにいえるもんじゃありません。グレイちゃんは、わたしと遊ぶことをやめてしまい、また管理人さんのところにおもちゃをもって行くのでした。
犬飼いの鉄則
１．表情豊かに
２．犬の目を見て
３．やるときには恥ずかしがらずに思いっきり
４．自分も楽しんで
５．人の目は気にせず
でしょうか？
犬飼いへの道はまだまだ険しいと思い知らされた一日でした。
思いっきり遊んだ後グリニーズを楽しんでいるグレイちゃん
持ち方は、ＧＵＵさんが実技指導をしたそうです。
道理でとってもお上品なお作法でございます。
