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ピッチとふうとみけ+Choco.

元飼い主の子どもたちとの再会

もともとペットショップから買った家族の父親にChoco.は虐待を受けたのだけれど、父親は自分の子どもにも虐待していた。その子たちがやっとおばあちゃんの家に引き取られ落ち着いてきたので、うちに来る前に預かっていたおうちの人から子どもたちをChoco.にあわせたいと言われた。その子たちにはかわいがってもらっていたそうだし、いつもChoco.が遊ぶ公園に来てもらって会うことにした。





最初に来たのはChoco.がうちに来る前に預けられていた家のおとうさん。Choco.は覚えていて、来たとたんに飛びついて顔中なめまわして10分くらいはそうしていただろうか、その後もずっとひざの上でだっこされていた。

その後におかあさんと、息子さん、それと最初の飼い主のおばあちゃんと子どもたちがきた。

子どもたちの最初の一言。「確かにChoco.なんだけど、大きくなってちょっとこわい。」それでしばらくは預けられていたうちのおかあさんがだっこしたり、なでたりしていたが、おばあちゃんにうながされ、わたしもリードを渡して走っておいでといったらやっと遊び始めた。まだ仔犬のときにいただけだからだっこして歩いたりしてそれでもChoco.はおとなしく抱かれていたので、ちょっと安心した。
おばあちゃんが言うには、飼い主のおとうさん(虐待していた人)は保健所まで連れて行ったそうだ。でも置いて来れなかったと言ってChoco.を連れ帰ってきたそうだ。今では置いてこなくてよかったと言っているらしい。たぶん一時的にカッとしたのだろうけれど、子どもたちのためにも自分自身のためにもつれ帰って来てくれてよかった。Choco.も心もとない飼い主であるわたしに、そこそこは満足してくれていそうに見えたと思うから子どもたちも安心してくれたんじゃないだろうか。

小一時間あそんだり、写真を撮ったりした。いよいよ帰るときにわたしの方から先にChoco.を連れて引き上げることにした。どうしても見送るとChoco.が置いていかれるように思いそうだったし、わたしもそれはかわいそうだったからだ。

あっさりとさよならして、Choco.とわたしは先に歩き始めた。Choco.は後ろを見ることなく当たり前のように歩きだした。

会うまでは、いろいろと気がかりもあった。子どもたちも会いたいだろうけれども会えば会ったで飼えない辛さもあるかなと思っていたからだ。本当のところはわからないけれど、Choco.はChoco.でけなげにがんばってくれた。今日のことは、よかったのかなと思えた。

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コメント一覧

女系猫猫犬家族
子どもたちの感想
大人は「こんなにかわいがって貰って・・・」と言ってくれたけど、子どもたちがどう感じたか知りたいなと思います。最初会ったときにはこの子は自分のところのChoco.と違うんじゃって感じだったから。そりゃそうよね、大きくなったもの。
ワハ母
再会について
現在の状態(飼主さんとの信頼関係)さえしっかりしていれば、過去に知り合った方たちと会うことは決して悪いことではなく、かえって犬たちにとっても社会勉強になるのかな、と私は思います。とくに子供たちは「ウチにいたchoco.があんな風に幸せになったんだね・・・」って感じてくれるだろうし、将来何かの折に思い出してくれるんじゃないでしょうか。

よかった、よかった。
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