
Story
炭坑町の少年が、夜空に輝くソ連の人工衛星を見上げて、ロケット作りに魅せられる。周囲の無理解と様々な困難を仲間たちとの友情で乗り越えながら、少年は遂にロケット作りに成功する。後にNASAのエンジニアとなった男、ホーマー・ヒッカム・ジュニアの感動の実話が原作。(goo映画より)
1999年/アメリカ/ジョー・ジョンストン監督作品
「忘却エンドロール」の宵乃さんから、ブログDEロードショーのお誘いを受けました。作品の選定は
「ピエロと魔女」のたそがれピエロさんです。ありがとうございました!皆で同時期に同じ映画を観て語り合うという企画ですが、なんと1ヶ月以上も遅刻してしまいました(汗)。ごめんワン。

評価 ★★★★★
1957年にソ連のスプートニクが打ち上げられた時、政府の人間達が敵愾心をむき出しにしていたのは「ライトスタッフ」('83 アメリカ)の中で描かれていましたが、この映画ではその偉業を素直に讃えているのが対照的でした。
そのスプートニクに触発された少年ホーマー(ジェイク・ギレンホール)が自分でロケットを飛ばそうとする物語。友達を仲間に引き入れて、試行錯誤を繰り返しながら遂に打ち上げに成功するまでの過程がとても清々しく描かれています。
ホーマーは閉鎖的な炭坑町を出たいのですが、現実的な父親(クリス・クーパー)が絶えず彼の前に立ちふさがります。夢と現実の間で思い悩むホーマーですが、山火事の濡れ衣を着せられ、父親も炭坑でケガ。不運に見舞われた末、一度は炭坑夫として生きる決心をします。しかし、秀才のクェンティンの力を借りてロケットの弾道を計算。遂に山火事とは無関係だと証明する所が鮮やかに決まって、炭坑のどん底から晴天の空に舞い上がった様な感じで、こっちまで嬉しくなってしまいました。それから、常に彼らの科学的探究心を支え続けたライリー先生(ローラ・ダーン)の存在が大きいと思います。彼女みたいな科学への理解に満ちた指導者がアメリカの科学技術の発展を支えているんですね。
頑固者だが優秀な炭坑夫の父親は息子の行動を理解出来なかったのですが、親子が和解する最後のロケット打ち上げは涙なしには観れない感動シーン。空に飛び立つ手作りロケットがスペースシャトルのロケット噴射に切り替る所は、「2001年宇宙の旅」の中で猿が投げた骨が宇宙船に変わるシーンに匹敵する名場面だと勝手に思い込んでいます。
それにしても、理系の少年達をここまで丹念に描いた作品は私の知る限りこの映画だけではないかと思いました。低予算の小さな映画でしたが感動は最大級でこれを観た年のベスト作となりました。

評価 ★★★★☆
私はwancoに勧められて初めてDVDで観たのですが、とっても感動的な物語でした。
少年達が一歩一歩夢の実現に向かって進んで行く所がとても爽やかに描かれていましたね。私も彼らを支えたライリー先生がとても印象に残っています。ローラ・ダーンが先生の役というのはちょっと意外だったのですが、とても好演だったと思います。
頑固な父親と和解する最後のロケット打ち上げシーンはすごく良かった!この物語は実際にNASAの技術者になった方の実話だそうですが、本当に自分の好きな事を見つけて夢の実現に邁進し、遂にやり遂げる姿は、こちらまで勇気をもらえた感じでした。
wancoも言ってましたが、炭坑町から外の世界へ飛び出そうと少年が奮闘する姿は「リトル・ダンサー」('00 イギリス)の理系バージョンといったところですね。それから「ライトスタッフ」の少年版とも言えるのではないでしょうか。
爽やかな感動を残す物語に大満足でした。
(「遠い空の向こうに」2000年 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ にて鑑賞)
炭坑町の少年が、夜空に輝くソ連の人工衛星を見上げて、ロケット作りに魅せられる。周囲の無理解と様々な困難を仲間たちとの友情で乗り越えながら、少年は遂にロケット作りに成功する。後にNASAのエンジニアとなった男、ホーマー・ヒッカム・ジュニアの感動の実話が原作。(goo映画より)
1999年/アメリカ/ジョー・ジョンストン監督作品
「忘却エンドロール」の宵乃さんから、ブログDEロードショーのお誘いを受けました。作品の選定は
「ピエロと魔女」のたそがれピエロさんです。ありがとうございました!皆で同時期に同じ映画を観て語り合うという企画ですが、なんと1ヶ月以上も遅刻してしまいました(汗)。ごめんワン。

評価 ★★★★★
1957年にソ連のスプートニクが打ち上げられた時、政府の人間達が敵愾心をむき出しにしていたのは「ライトスタッフ」('83 アメリカ)の中で描かれていましたが、この映画ではその偉業を素直に讃えているのが対照的でした。
そのスプートニクに触発された少年ホーマー(ジェイク・ギレンホール)が自分でロケットを飛ばそうとする物語。友達を仲間に引き入れて、試行錯誤を繰り返しながら遂に打ち上げに成功するまでの過程がとても清々しく描かれています。
ホーマーは閉鎖的な炭坑町を出たいのですが、現実的な父親(クリス・クーパー)が絶えず彼の前に立ちふさがります。夢と現実の間で思い悩むホーマーですが、山火事の濡れ衣を着せられ、父親も炭坑でケガ。不運に見舞われた末、一度は炭坑夫として生きる決心をします。しかし、秀才のクェンティンの力を借りてロケットの弾道を計算。遂に山火事とは無関係だと証明する所が鮮やかに決まって、炭坑のどん底から晴天の空に舞い上がった様な感じで、こっちまで嬉しくなってしまいました。それから、常に彼らの科学的探究心を支え続けたライリー先生(ローラ・ダーン)の存在が大きいと思います。彼女みたいな科学への理解に満ちた指導者がアメリカの科学技術の発展を支えているんですね。
頑固者だが優秀な炭坑夫の父親は息子の行動を理解出来なかったのですが、親子が和解する最後のロケット打ち上げは涙なしには観れない感動シーン。空に飛び立つ手作りロケットがスペースシャトルのロケット噴射に切り替る所は、「2001年宇宙の旅」の中で猿が投げた骨が宇宙船に変わるシーンに匹敵する名場面だと勝手に思い込んでいます。
それにしても、理系の少年達をここまで丹念に描いた作品は私の知る限りこの映画だけではないかと思いました。低予算の小さな映画でしたが感動は最大級でこれを観た年のベスト作となりました。

評価 ★★★★☆
私はwancoに勧められて初めてDVDで観たのですが、とっても感動的な物語でした。
少年達が一歩一歩夢の実現に向かって進んで行く所がとても爽やかに描かれていましたね。私も彼らを支えたライリー先生がとても印象に残っています。ローラ・ダーンが先生の役というのはちょっと意外だったのですが、とても好演だったと思います。
頑固な父親と和解する最後のロケット打ち上げシーンはすごく良かった!この物語は実際にNASAの技術者になった方の実話だそうですが、本当に自分の好きな事を見つけて夢の実現に邁進し、遂にやり遂げる姿は、こちらまで勇気をもらえた感じでした。
wancoも言ってましたが、炭坑町から外の世界へ飛び出そうと少年が奮闘する姿は「リトル・ダンサー」('00 イギリス)の理系バージョンといったところですね。それから「ライトスタッフ」の少年版とも言えるのではないでしょうか。
爽やかな感動を残す物語に大満足でした。
(「遠い空の向こうに」2000年 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ にて鑑賞)
やはり夢を叶えるために本気で頑張る姿には、年齢性別問わず憧れるし、励まされますよね。
>理系の少年達をここまで丹念に描いた作品は私の知る限りこの映画だけではないか
そういえば、ありそうでなかったかもしれません。実験・研究に明け暮れるというと大人が思い浮かびますし。彼らのような若者は探せばもっといそうですし、こういう作品がもっとあってもいいですよね。
おぉ~そう言われると、そうかもしれな~い☆
この作品は素晴らしかったです~!
>本当に自分の好きな事を見つけて夢の実現に邁進し、遂にやり遂げる姿は、こちらまで勇気をもらえた感じでした。
老若男女、誰にでも薦められる、良い作品ですね~!!!
私は初見でしたが、今年の第○位です!!!
1位ではないのですが、近いです。(30日にアップします)
こうして再見して下さり、奥さまは初見でいらしたのでしょうか?お二人で見て下さり、企画のご参加有難うございました!
記録の方にリンクさせて頂きますネ~♪(URLにいれます)
コメント、ありがとうございました。
ロケット造りに熱中する少年達を見ていると、こちらも励まされる気がしました。なにしろ実話の映画化ですからね。
埋もれた名作だと思うのでもっと沢山の人に見て欲しいと思います。
コメント、ありがとうございました。
nyancoは初見でした。今回、観る機会を与えてもらえて感謝です♪
miriさんも今年のベスト10入りですか。やはり皆に感動を与える名作ですよね。
リンクもありがとうございました。
>それから「ライトスタッフ」の少年版とも言えるのではないでしょうか。
言われてみると、そんな感じもしますね~。
久しぶりにこの映画も観たくなってきました。
こんな話が実際にあった出来事っていうのがすごいですよね!
いつ観ても何度観ても夢と希望をくれる映画だな~と思います。
記事のUP有難うございました!
返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
実話の映画化というのが、感動を倍化させてくれますね。
何度観ても勇気づけられる、大好きな映画です。
それでは、今年もよろしくお願い致します。
実は、企画の方で、リクエスト企画というのをしていて、
皆で、見たい作品を、皆で、選ぶのです。
今日から投票なんです♪
お忙しいとは思いますが、もし良かったら、
「忘却エンドロール」と「映画鑑賞の記録」で、是非ご投票下さいネ~!
http://anoken.blog18.fc2.com/
http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/
せっかく誘って頂いたのに、参加出来なくてすみません。
なにかとごたごたしておりまして、今しばらくブログの休止状態が続きそうです。
5月、6月頃には再開したいと思っています。