Story
ロスでの死闘から10年後。再び未来から2体のターミネーターが送り込まれた。スカイネットが送り込んだのは液体金属製のT1000型(ロバート・パトリック)。それを阻止すべくジョン・コナーが送り込んだのは、少年時代の自分を救うようにプログラムされたT800型(アーノルド・シュワルツェネッガー)。一方、10年前のターミネーターの残骸から、サイバーダイン社では、スカイネットの基となるマイクロチップの開発が進んでいた。サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、機械が反乱を起こす”審判の日”を訴え続けたため、精神病院に収容されていたが、ジョン(エドワード・ファーロング)とT800の協力で脱走に成功。しかし、ジョン・コナーを抹殺すべく執拗に襲撃を繰り返すT1000。サラとジョン、T800は来るべき審判の日を回避すべく、サイバーダイン社からマイクロチップの強奪を図るのだった。
1991年/アメリカ/ジェームズ・キャメロン監督作品
評価 ★★★★☆
ターミネーター4公開記念!そこで、ターミネーター第2作をおさらいです。
ジェームズ・キャメロンもシュワルツェネッガーも、金持ちになって丸くなったのか、前作のざらざらした悲壮感は無くなってしまいました。しかし、度肝を抜くアクションの連続に理屈抜きで楽しめる続編になっています。
再び未来から送り込まれた新型ターミネーターと善玉になった旧型ターミネーターの攻防に、スカイネットを開発中の科学者が絡んできます。
スカイネットの完成を阻止すべく科学者を抹殺しようとするサラ・コナー。気がついたらターミネーターと同じ事をやっていたわ、と愕然となる彼女のエピソードが皮肉な味を添えています。
革新的だったのは、液体金属のターミネーターをフルCGで表現した事。「アビス」のウォータープローブを拡大発展させたビジュアルに魅入ってしまいました。ただ、こいつをやっつけるのにひたすら銃をぶっ放すだけというのは、次第に飽きてきます。人体(サイボーグだけど)に穴が空いて向こうの景色が見えるという映像表現は面白かったね。
最後は、スカイネットの破壊に成功して機械による反乱を阻止できた、という結末になりますが、終末を回避出来たと喜ぶ反面、何か違和感を感じたのも事実。しかし、ターミネーターが自ら溶鉱炉に身を投じる場面に涙がでるのは、ドラマ部分の演出がしっかりしているからで、ジェームズ・キャメロンの演出の賜物ですね。
公開初日にwancoと一緒にターミネーター4を観に行ったので、懐かしくなって、その夜にテレビで放映されたターミネーター2も思わず観てしまいました。やっぱり何が違うといったら、当たり前なんですがVFXのクオリティが格段に良くなっていましたね。さすがに約20年近くも年月が経つと、こんなに映像に差が出るのかと思わず唸ってしまいました。^^; でも、当時はターミネーター2のCG技術でも、充分興奮して楽しめたのだからなんだか不思議です。
ただ物語の方はというと、やっぱり本家本元のキャメロン監督のターミネーターの方が筋立てがきちんとしていて、盛り上がるところでちゃんと盛り上がるし、こっちの方がよく出来ているような気がします。
最近はめっきり見なくなったエドワード・ファーロング君ですが、当時はその美少年ぶりでよく映画雑誌を賑わせていた覚えがありますね。
評価 ★★★★☆
(「ターミネーター2」1991年 9月 wancoが三重県 津市 にて鑑賞)
ロスでの死闘から10年後。再び未来から2体のターミネーターが送り込まれた。スカイネットが送り込んだのは液体金属製のT1000型(ロバート・パトリック)。それを阻止すべくジョン・コナーが送り込んだのは、少年時代の自分を救うようにプログラムされたT800型(アーノルド・シュワルツェネッガー)。一方、10年前のターミネーターの残骸から、サイバーダイン社では、スカイネットの基となるマイクロチップの開発が進んでいた。サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、機械が反乱を起こす”審判の日”を訴え続けたため、精神病院に収容されていたが、ジョン(エドワード・ファーロング)とT800の協力で脱走に成功。しかし、ジョン・コナーを抹殺すべく執拗に襲撃を繰り返すT1000。サラとジョン、T800は来るべき審判の日を回避すべく、サイバーダイン社からマイクロチップの強奪を図るのだった。
1991年/アメリカ/ジェームズ・キャメロン監督作品
評価 ★★★★☆
ターミネーター4公開記念!そこで、ターミネーター第2作をおさらいです。
ジェームズ・キャメロンもシュワルツェネッガーも、金持ちになって丸くなったのか、前作のざらざらした悲壮感は無くなってしまいました。しかし、度肝を抜くアクションの連続に理屈抜きで楽しめる続編になっています。
再び未来から送り込まれた新型ターミネーターと善玉になった旧型ターミネーターの攻防に、スカイネットを開発中の科学者が絡んできます。
スカイネットの完成を阻止すべく科学者を抹殺しようとするサラ・コナー。気がついたらターミネーターと同じ事をやっていたわ、と愕然となる彼女のエピソードが皮肉な味を添えています。
革新的だったのは、液体金属のターミネーターをフルCGで表現した事。「アビス」のウォータープローブを拡大発展させたビジュアルに魅入ってしまいました。ただ、こいつをやっつけるのにひたすら銃をぶっ放すだけというのは、次第に飽きてきます。人体(サイボーグだけど)に穴が空いて向こうの景色が見えるという映像表現は面白かったね。
最後は、スカイネットの破壊に成功して機械による反乱を阻止できた、という結末になりますが、終末を回避出来たと喜ぶ反面、何か違和感を感じたのも事実。しかし、ターミネーターが自ら溶鉱炉に身を投じる場面に涙がでるのは、ドラマ部分の演出がしっかりしているからで、ジェームズ・キャメロンの演出の賜物ですね。
公開初日にwancoと一緒にターミネーター4を観に行ったので、懐かしくなって、その夜にテレビで放映されたターミネーター2も思わず観てしまいました。やっぱり何が違うといったら、当たり前なんですがVFXのクオリティが格段に良くなっていましたね。さすがに約20年近くも年月が経つと、こんなに映像に差が出るのかと思わず唸ってしまいました。^^; でも、当時はターミネーター2のCG技術でも、充分興奮して楽しめたのだからなんだか不思議です。
ただ物語の方はというと、やっぱり本家本元のキャメロン監督のターミネーターの方が筋立てがきちんとしていて、盛り上がるところでちゃんと盛り上がるし、こっちの方がよく出来ているような気がします。
最近はめっきり見なくなったエドワード・ファーロング君ですが、当時はその美少年ぶりでよく映画雑誌を賑わせていた覚えがありますね。
評価 ★★★★☆
(「ターミネーター2」1991年 9月 wancoが三重県 津市 にて鑑賞)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます