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Story
幼い頃、親友二人との約束だったアクアプランツの店「トラッシュ」を開店した智史(山田孝之)。ある日、店に若い女性が現れる。彼女は自己紹介もなく、この店で働かせてと頼み込む。翌日、得意客から彼女が人気モデルの森川鈴音(長澤まさみ)だと知らされる。そして、幼馴染みの花梨であることに気付く。再会を喜ぶ智史だが、花梨は秘密を抱えていた。ある日、もう一人の親友、佑司(塚本高史)の居所を知った二人は会いに行くが、佑司は事故に遭い昏睡状態だった。(goo映画より)
2007年/日本/平川雄一郎監督作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/68/2f903433eae6dffe96535ee07fcdac71.png)
評価 ★★★☆☆
「いま、会いにゆきます」の市川拓司のベストセラー小説の映画化。
幼馴染みの男女3人が何かの理由で子供時代に離ればなれになり、大人になってまた偶然再開する、という設定はよくあるベタなお決まりのパターンですが、この映画は子供時代のエピソードがとても良く描かれていて、またどこかファンタジーとしての要素も上手く取り入れているせいか、意外と新鮮な気持ちで観ることができました。
大人になって、長澤まさみ演じる花梨が(スーパーモデルなのに)、幼馴染みで今は水草のアクアショップを経営している智史にわざわざ会いに来るという設定も、子供時代がきちんと描かれていることもあって違和感のないものにしています。
花梨、智史を演じた子役がとても上手かったですね。大人の花梨、智史を演じた長澤まさみ、山田孝之を食ってしまうほどの熱演でした。また、大人時代の現在のシーンから子供時代の回想シーンへの繋ぎ方がとても自然で、物語にすんなり入っていけました。
最初は、智史の目線で物語が語られていって、物語が後半にさしかかると、前半の智史の目線で語られたシーンをもう1度、花梨の目線で物語が語られていくのですが、その手法が「いま、会いにゆきます」とそっくりだったのが気になりました。ほのぼのとした良いシーンに仕上がっているので、私はその手法が嫌いではないけれど、やはり二番煎じという感じがしてちょっとうんざりしましたね。
また、そのシーンが展開された後に、主人公が映画のタイトルを読み上げるのも「いま、会いにゆきます」とまったく一緒。せっかく物語に入り込んでいたのに、わざわざタイトルを読み上げられると興ざめしてしまいます。同じ市川拓司の作品なのでしょうがないかもしれないけど、もう少し違う形でアレンジしてほしかった。なんだか「いま、会いにゆきます」の別バージョンの作品を観ているような気にさせられたのがちょっと残念だったです。
でも、長澤まさみ演じる花梨の微笑んだように眠る姿は、まるで眠り姫のように美しかったです。その寝顔を眺めているだけでも男性ファンはこの映画を観に来た甲斐があるかもしれないですね。また、花梨が眠り病から生還して、再び智史の前に現れることが出来たので、ラストはハッピーエンドになっていて良かったと思います。
映画『そのときは彼によろしく』公式サイト
(「そのときは彼によろしく」2007年6月 長野にて鑑賞)
幼い頃、親友二人との約束だったアクアプランツの店「トラッシュ」を開店した智史(山田孝之)。ある日、店に若い女性が現れる。彼女は自己紹介もなく、この店で働かせてと頼み込む。翌日、得意客から彼女が人気モデルの森川鈴音(長澤まさみ)だと知らされる。そして、幼馴染みの花梨であることに気付く。再会を喜ぶ智史だが、花梨は秘密を抱えていた。ある日、もう一人の親友、佑司(塚本高史)の居所を知った二人は会いに行くが、佑司は事故に遭い昏睡状態だった。(goo映画より)
2007年/日本/平川雄一郎監督作品
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評価 ★★★☆☆
「いま、会いにゆきます」の市川拓司のベストセラー小説の映画化。
幼馴染みの男女3人が何かの理由で子供時代に離ればなれになり、大人になってまた偶然再開する、という設定はよくあるベタなお決まりのパターンですが、この映画は子供時代のエピソードがとても良く描かれていて、またどこかファンタジーとしての要素も上手く取り入れているせいか、意外と新鮮な気持ちで観ることができました。
大人になって、長澤まさみ演じる花梨が(スーパーモデルなのに)、幼馴染みで今は水草のアクアショップを経営している智史にわざわざ会いに来るという設定も、子供時代がきちんと描かれていることもあって違和感のないものにしています。
花梨、智史を演じた子役がとても上手かったですね。大人の花梨、智史を演じた長澤まさみ、山田孝之を食ってしまうほどの熱演でした。また、大人時代の現在のシーンから子供時代の回想シーンへの繋ぎ方がとても自然で、物語にすんなり入っていけました。
最初は、智史の目線で物語が語られていって、物語が後半にさしかかると、前半の智史の目線で語られたシーンをもう1度、花梨の目線で物語が語られていくのですが、その手法が「いま、会いにゆきます」とそっくりだったのが気になりました。ほのぼのとした良いシーンに仕上がっているので、私はその手法が嫌いではないけれど、やはり二番煎じという感じがしてちょっとうんざりしましたね。
また、そのシーンが展開された後に、主人公が映画のタイトルを読み上げるのも「いま、会いにゆきます」とまったく一緒。せっかく物語に入り込んでいたのに、わざわざタイトルを読み上げられると興ざめしてしまいます。同じ市川拓司の作品なのでしょうがないかもしれないけど、もう少し違う形でアレンジしてほしかった。なんだか「いま、会いにゆきます」の別バージョンの作品を観ているような気にさせられたのがちょっと残念だったです。
でも、長澤まさみ演じる花梨の微笑んだように眠る姿は、まるで眠り姫のように美しかったです。その寝顔を眺めているだけでも男性ファンはこの映画を観に来た甲斐があるかもしれないですね。また、花梨が眠り病から生還して、再び智史の前に現れることが出来たので、ラストはハッピーエンドになっていて良かったと思います。
映画『そのときは彼によろしく』公式サイト
(「そのときは彼によろしく」2007年6月 長野にて鑑賞)
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