よむよむ

読んだ本を記録しています。ときおり映画もみます。

「死なないノウハウ 独り身の『金欠』から『散骨』まで」

2024-12-25 | ほん
雨宮処凛

タイトルは手に取りづらくていまいち。
内容は章立てがいいのか、すごく読みやすかった。

お金、仕事、親の介護、健康、死など。
何か困ったことになったときに、どんな制度があるか。
セーフティネットの具体的な情報が書いてあった。
必要なときに最新の情報を調べる手がかりになるので要保管だと思う。
コメント

「傘のさし方がわからない」

2024-12-24 | ほん
岸田奈美。

ルンバとスズメバチ、怪しいタクシー、恋の悩み整体、
突撃していく謎エピソード多数。

会社勤めには向いてなさそうな人だと思っていたけど、
無茶している部分は読んでいて胸がぎゅっとなった。

弟くんの成長の話は一緒に嬉しくなった。
私も褒められたいとアピールしちゃう気持ちもよく分かる。
子どもがたくさん褒められて喜びつつ、
たまには親だって褒められたくなるのだから仕方ない。
コメント

「子どもに学ぶ言葉の認知科学」

2024-12-23 | ほん
広瀬友紀。

ブログでも読むような軽い文章で、
お子さんの書き間違い実例から読み解く言語発達の謎。

文字の認知の部分が気になって読んだのだけど、
語用論の部分のほうが面白かった。

「~と思ったところはありましたか」
→「ありました」
の回答は間違ってないけど正解じゃない。

「~と思ったところはありましたか。
(それはどういう部分ですか。説明してください)」
()の部分は無意識に補っているなんて日常生活では気づかない。

言語処理のプロ、
日常的に見えていることが全然違うのだなぁ。
コメント

「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」

2024-12-22 | ほん
岡田尊司。

愛着障害とは解説。
愛着障害のパターン分け。
文豪、起業家など偉人たちの例。

普通に暮らしているように見える人でも
生きづらく感じて苦しんでいる人は多そう。

書きにくいとは思うけど、
実際の診察した人の例も読んでみたい。
コメント

「王子様なんていりません! 訳あって、至急婚活することになりました。」

2024-12-21 | ほん
村田天。

ある会社の会長の孫娘、
恋愛音痴の小鳩亜子が婚活することになったところ、
あまりの迷走ぶりを見かねたチャラ男・城守蓮司が
協力してくれることになる。

チャラ男のくせに、
大事にしてくれる人を探せと、
身内のようにアドバイスし始めるあたり、
大分ほだされてるぞとにやにやしながら読んだ。
コメント