最後のスペースシャトルが無事に帰還し、シャトル計画のミッションが終了しました。
宇宙開発の歴史の上でひとつの時代が終わったことになります。
スペースシャトルがデビューしたのは1981年だというのだから、30年前。
そのころ僕は15歳でした。
まるでマンガの中から飛び出たようなスペースシャトルの登場はとても衝撃的でした。
というより、多分「NASAすげー。」という感じだったと思います。
改めて調べてみると、シャトルの積載能力は20tもあったんですね。
シャトル引退後は日本のこうのとりの積載能力(6t)が一番大きくなるということですが、約3倍の積載能力があったというのはいまさらながら驚きです。
そしてまたコロンビア号の事故等ショッキングな出来事もありました。
シャトル計画は中止になるだろうと思っていましたが、事故の悲しみを乗り越えてシャトル計画を再開させた時には、米国のフロンティアスピリッツはまだ生きているのだなと考えたものでした。
世界中に宇宙や科学技術に夢を与えてくれたスペースシャトルですが、20年もしたら、「昔こんな宇宙船があった」と子どもたちの間で噂されるのでしょうねえ。
しかし、その瞳は懐古的なものではなく、きっと「NASAすげー」って輝いていることでしょう。
スペースシャトルありがとう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます