千葉県船橋市南本町のワイン醸造所「船橋コックワイナリー」は、ブドウの品種を秘密にして半年後に公開する「x(エックス)」など、今年の新ワイン3種を発売した。「ワインの敷居を下げ、みんなに楽しんでほしい」との願いを込め、SNSで「x」の品種を当てる仕掛けも用意した。 同醸造所は飲食店を経営し、ワインに関する著書もある小久保尊たけるさん(40)が2021年、JR船橋駅から徒歩約15分の住宅街で開業した都市型のワイナリーだ。「せっかく身近で飲めるのでフレッシュさを売りにしたい」と、国産ブドウを濾過ろかせずに使う製法で、にごりがある気取らないワインづくりを進めている。近くの住民と試飲会を開くなど、「わが街のワイン」としてファンを増やしている。 今月25日に3種を発売した。「x」は東北産ブドウを原料とした単一品種の日本ワインで、すっきりした辛口。華やかな柑橘かんきつ系の香りと酸味が特長だ。 「x」のブドウの品種は来年5月7日に公表することにし、これを当てるクイズをSNSの「X」(旧ツイッター)で開催する。正解者には抽選で3人に特製グッズを贈る。小久保さんは「品種の先入観なく飲んでほしかった。提供する店では顧客との交流のきっかけにもなる」と狙いを語る。 他の2種は、山形産デラウェアを100%使った白ワインと、同じブドウで皮と種も一緒に抽出したオレンジワイン。3種とも価格は1本2937円(税込み)。醸造所内(不定休)で販売し、通販も行う。 同醸造所では、今年度中に計8種のワインを発売予定だ。小久保さんは「自信作ができた。ぜひ飲んでみてほしい」と話している。(読売新聞) |
ワインワイン醸造所ということで調べてみました・
船橋コックワイナリー
船橋郵便局の辺りです。
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