前線を伴う低気圧が急速に発達しながら日本海から北海道付近に進んだ影響で、14日は全国的に風が強く、強い雨が降った所があった。南から暖かい風が入り、気象庁は関東と東海、北陸、中国地方で春一番が吹いたと発表。15日にかけても強風や高波に注意するよう呼び掛けた。 強風の影響で、日本航空と全日空は14日午後5時までに計76便が欠航。東北新幹線は同日夕、福島―仙台間で運転を一時見合わせた。 14日の最高気温は山梨県大月市で24.5度、名古屋市で23.5度、仙台市で20.9度、滋賀県東近江市で20.6度など、2月の観測史上最高を更新する所が続出した。東京都心は23.0度、大阪市は20.3度だった。 最大瞬間風速は青森県八戸市で14日の午後4時5分すぎに36.4メートルを観測。東京都心でも午前6時35分に21.4メートルを観測した。 低気圧は14日夜に千島近海に進み、15日は強い冬型の気圧配置となって気温が急低下する見込み。北海道では15日朝に近くで別の低気圧が発生し、猛吹雪の恐れがある。北・東日本の積雪が多い地域では雪解けによる河川の増水や土砂災害、雪崩に注意が必要。(時事通信社) |
春一番が吹くと春間近ですね(^^)