2011.03.11

東日本大震災から14年です。

当時は勤務地が柏市で普通に仕事をしていました。
すると突然の強い揺れ、今までに無い揺れの強さで思わず建物の外に出ました。
外で見た光景は、揺れる電柱でした。
電線では無く、たくさんある電柱が揺れていました。
これは言われていた首都直下型地震が来たと思いました。
揺れが落ち着いてから休憩室のテレビを見ると、なんと宮城県沖が震源地とのこと。

仕事に戻り、大きな揺れだったけど無事で良かったと思っていると。
テレビを見ていた同僚が、津波で大変な事になっていること、首都圏も鉄道が止まっていること。
再びテレビを見に行くと、原発がなにやら事故で海水をかけることが決まったと・・・
当時1月に東電株を買った私は、断片的な情報しか無いなか原発に海水はマズいんじゃないと思わず考えました。
これがこんな大きな原発事故になるとは考えもしませんでした。

そんなこんなで帰宅することになりました。
当時は東武野田線で船橋から柏へ通勤していました。
でも帰宅時に東武もJRも動いていませんでした。
今で言う帰宅困難者になりかけたとき、同じ船橋からクルマで通勤している同僚が送ってくれることに。
私と八千代市から通っている2人を船橋駅まで送ってくれました。
柏から船橋までは道路も渋滞無く走りました。

ここで私は帰宅することができるのですが、八千代市からの同僚が・・・
そこで私がクルマで送ることに。
この時気づいたことは、東京方面に繋がる道がほぼ全て渋滞していること。
クルマで数珠つなぎで全然動かない。
同僚を送り届けて自宅に戻ってきたのですが、我が家の駐車場に渋滞でクルマを入れられない。
この渋滞は夜中まで続きました。
渋滞とは逆に、東京方面から千葉方面へゾロゾロと歩く帰宅者が沢山いたことも覚えています。

一夜あけて翌日の早朝も帰宅者がいました。
鉄道はしばらく止まっていたので、クルマで通勤したことを覚えています。
ガソリンスタンドに行列ができていたこと。
計画停電で信号が消えていたり、コンビニが真っ暗だったこと。

14年経って私は昔話になっていますが、まだ昔話にできない方々が沢山います。
亡くなられた方、行方不明の方、原発事故の影響で避難した方、津波で元の家に住めない方などなど。
また大船渡で山火事で被災した方、お見舞い申し上げます。
災害を忘れずに、この先に経験をいかして暮らしていきましょう。