ダイハツ工業や豊田自動織機などトヨタ自動車グループで認証試験を巡る不正が続いていることについて、財界トップからも懸念の声が相次いだ。経済同友会の新浪剛史代表幹事は30日の記者会見で、「世界ナンバーワンの企業のグループ群の、製造工程においてそういうことがあったのは非常にショッキング。大変残念だ」と述べた。 新浪氏は、不正の背景について「安全面とコストのバランスは非常に難しい」と指摘。その上で「メーカーの社長として、他山の石にしないといけない」と語った。 経団連の十倉雅和会長も29日の会見で、「日本企業の信頼が揺らぐような不祥事が起こっていることは誠に残念だ」と指摘。さらに「コーポレートガバナンスは形式で終わってはいけない。実効性を担保する内部統制をやっていただきたい」と述べ、苦言を呈した。 (時事通信) |
トヨタグループはどうなっているのでしょうか?