日本銀行が12日発表した11月の企業物価指数(2020年平均=100、速報値)は119・5となり、前年同月比0・3%上昇した。伸び率は11か月連続で鈍化し、2か月連続で1%を下回った。 企業物価指数は企業同士で売買するモノの価格動向を示す。全515品目のうち約8割の405品目が上昇。下落は93品目だった。 品目別では、政府の補助金やエネルギー価格下落の影響で「電力・都市ガス・水道」が24・5%下落し、10月(19・7%下落)より下げ幅が拡大した。「木材・木製品」は16・7%の下落だった。 上昇した品目は、「飲食料品」の4・0%、「輸送用機器」の2・2%などだった。企業間で原材料高を価格転嫁する動きが一巡し、上昇幅は多くの品目で前月より鈍化している。 輸入物価指数(円ベース)の伸び率は前年同月比6・1%の下落だった。(読売新聞) |
企業同士での売買の価格が鈍化ということは、値上げする理由が無くなったと言うことでしょうか?
なら物価高も一息ですかね。