新車の無資格検査問題で、国土交通省は30日、日産自動車とスバル(SUBARU)以外の23社からは「問題なし」の報告を受けたと発表した。同省は報告内容を精査した上で、必要に応じて立ち入り検査をし、報告と実態が合っているかを確かめる。 無資格の従業員が完成検査をしていたと報告したスバルに対しては同日、群馬県内の2工場に立ち入り検査をした。さらに、無資格検査の経緯や再発防止策をまとめて1カ月をめどに報告書を提出することなどを指示した。 国交省は、日産による無資格検査が発覚した9月下旬、国内で型式指定を取得しているメーカーや外国車の日本法人など24社に調査を要請。完成検査をめぐる不適切な事案の有無を1カ月以内に報告するよう求めていた。 同省は今後、日産とスバルから提出される報告書を精査し、違法行為が認められれば処罰を検討。完成検査制度の在り方について見直す点がないかも探る。(時事通信社) |
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