株式会社オリエンタルランドの株主総会へ行ってきました。
昨日の東京電力の株主総会に比べると、平和そのものという感じです。
業績は第3四半期までは順調に推移したものの、3月11日の震災およびこれによる電力不足など外部環境を考慮しパークの営業を休止。
結果的に売上は前年比4.1%減、営業期間中の固定費、施設の復旧関連費用、商品の廃棄損などを特別損失で計上。
テーマパーク事業
「ディズニー・イースターワンダーランド」「東京ディズニーシー・スプリングカーニバル」「モンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク”」のリニューアル
「クール・ザ・ヒート」「チップとデールのクールサービス”デラックス”」ディズニーキッズ・サマーアドベンチャー」「ディズニー・ハロウィーン」
「クリスマス・ファンタジー」「クリスマス・ウィッシュ」「ミッキーのフィルハーマジック」が好評を博す。
またショップではダッフィーとシェリーメイの関連商品が好評を博す。
首都圏特別料金パスポートを「首都圏特別パスポート」として5~6月に発売。
首都圏以外で全国32か所の商業施設で「東京ディズニーリゾート・バケーション2010」でプロモーションを行う。
8月27日には2パーク合計での累計入場者数が5億人を突破。
震災により営業を一時休止により当期の2パーク入場者数は25366000人(前期比1.8%減)テーマパーク売上は前期比1.1%減
ホテル事業
2パークを行き来できる「東京ディズニーリゾートマルチデーパスポート・スペシャル」を販売。
東京ディズニーランドに15分早く入園できる「東京ディズニーランド・ハッピー15エントリー」を展開好評を博す。
やはり震災により営業を一時休止により、売上が前期比2.7%減。
その他の事業
イクスピアリは開業10年を迎えた。
シルク・ドゥ・ソレイユシアターは7月で来場者100万人を突破。
しかしながら震災で売上は前期比10.0%減。
対処すべき課題
1震災の影響
震災に伴う電力供給不足などの外部環境に鑑み東京ディズニーリゾートの各施設を休止。
2危機管理体制
地震発生直後、社長を本部長とする地震対策統括本部を設置。東京ディズニーリゾート地震対策基本計画に基づき迅速な対応。
東京ディズニーリゾート各施設の運営を再開後も、照明・空調の抑制による節電。
8月を目処に自家発電設備を導入。
震災をうけ従来は想定し得なかったリスクの抽出とその予防策や対応策の策定。
非常時においても質の高いサービスを提供できるよう、従業員に対する従続的な教育と指導をおこなう。
3今期(2011年度)の業績見通し
現時点では合理的な業績予想の算定が困難。
中期的な経営戦略
「2013中期経営計画」をスタート
*コア事業の継続的な成長
新しい価値の創造
マーケットの成長
*長期持続的な成長への基盤強化
新たな成長への準備
株主還元
株主との質疑応答
全般的に震災時の対応を評価する株主が多く、好印象な総会でした。
期末配当は1株50円で年間配当は100円です。

昨日の東京電力の株主総会に比べると、平和そのものという感じです。
業績は第3四半期までは順調に推移したものの、3月11日の震災およびこれによる電力不足など外部環境を考慮しパークの営業を休止。
結果的に売上は前年比4.1%減、営業期間中の固定費、施設の復旧関連費用、商品の廃棄損などを特別損失で計上。
テーマパーク事業
「ディズニー・イースターワンダーランド」「東京ディズニーシー・スプリングカーニバル」「モンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク”」のリニューアル
「クール・ザ・ヒート」「チップとデールのクールサービス”デラックス”」ディズニーキッズ・サマーアドベンチャー」「ディズニー・ハロウィーン」
「クリスマス・ファンタジー」「クリスマス・ウィッシュ」「ミッキーのフィルハーマジック」が好評を博す。
またショップではダッフィーとシェリーメイの関連商品が好評を博す。
首都圏特別料金パスポートを「首都圏特別パスポート」として5~6月に発売。
首都圏以外で全国32か所の商業施設で「東京ディズニーリゾート・バケーション2010」でプロモーションを行う。
8月27日には2パーク合計での累計入場者数が5億人を突破。
震災により営業を一時休止により当期の2パーク入場者数は25366000人(前期比1.8%減)テーマパーク売上は前期比1.1%減
ホテル事業
2パークを行き来できる「東京ディズニーリゾートマルチデーパスポート・スペシャル」を販売。
東京ディズニーランドに15分早く入園できる「東京ディズニーランド・ハッピー15エントリー」を展開好評を博す。
やはり震災により営業を一時休止により、売上が前期比2.7%減。
その他の事業
イクスピアリは開業10年を迎えた。
シルク・ドゥ・ソレイユシアターは7月で来場者100万人を突破。
しかしながら震災で売上は前期比10.0%減。
対処すべき課題
1震災の影響
震災に伴う電力供給不足などの外部環境に鑑み東京ディズニーリゾートの各施設を休止。
2危機管理体制
地震発生直後、社長を本部長とする地震対策統括本部を設置。東京ディズニーリゾート地震対策基本計画に基づき迅速な対応。
東京ディズニーリゾート各施設の運営を再開後も、照明・空調の抑制による節電。
8月を目処に自家発電設備を導入。
震災をうけ従来は想定し得なかったリスクの抽出とその予防策や対応策の策定。
非常時においても質の高いサービスを提供できるよう、従業員に対する従続的な教育と指導をおこなう。
3今期(2011年度)の業績見通し
現時点では合理的な業績予想の算定が困難。
中期的な経営戦略
「2013中期経営計画」をスタート
*コア事業の継続的な成長
新しい価値の創造
マーケットの成長
*長期持続的な成長への基盤強化
新たな成長への準備
株主還元
株主との質疑応答
Q業績予想無? Aコスト面では投資予定があり見通しが立つが、収入面での見通しは今期は過去のデータが反映出来ない状態なので業績予想が出せない。 Q従業員について・・・カストーディアルキャスト(掃除をしている白い服のキャスト)に何をしているのですか?と聞くと「夢のカケラを集めています」などと対応してくれるが、ラストランのキャストに同じ質問をすると「お客様の案内をしています」と夢の無い答えが返ってくる。 Aゲストにふれ合う度合いの違いでスキルの差が・・・全体教育で注意をする。 Q上場当時は年末に株主カレンダーが届いたが今は廃止されている。購入でも良いので株主カレンダーを復活して欲しい。 A株主還元としてパスポート、配当、自社株買いを行っているが、カレンダーについては検討します。 Q今後の電力について、浦安は海風があるのでガスより風力発電がCO2も少ない。夢の国なので電気など気にしないで過ごしたいので自給自足で? Aガスエンジンを使った発電でOLCグループ全体の25%をカバー。ソーラー発電は導入済みでエレクトリカルパレードの電力をカバー。風力発電も検討する。 Q震災時の対応で良かった点、悪かった点は何か? Aますゲスト、キャストの安全を確認、次にゲストにパーク外に移動してもらい施設の安全確認、確認後ゲストに再びパークに戻ってもらった。ゲストの皆様にこの時確認に時間がかかってしまった事と移動で不便をかけてしまった。 Q質問では無いのですが、震災当日孫がパークに来ていて無事だったので一言お礼を言いに来た。 Aキャストにも伝えます。 Q震災後の初日の営業日に私服のキャストがいたのですが、表情が硬く笑顔では無かった。キャストの教育・能力開発は? A私服キャストの教育をします。マニュアルは日々変更している。キャスト一人一人がゲストの立場で自らが考え行動するように教育する。 Q震災当日持ち込みが禁止されている食べ物を持ち込んで食べている方が見られた。ルールを守って持ち込まない者が損そした気分だ。 Aパーク内で飲食を見かければ注意する。また震災時の食事提供が遅れたのは申し訳なかった。ゲストもルールを守って欲しい。 Qショーの中央観賞エリアなどに株主優待制度を導入して欲しい? Aエリアには限りがあり抽選が最善と思っている。貴重なご意見として受け取る。 Qテーマパークの耐震性について? Aパークは新耐震法に基づいています。 Q販売管理費の減の理由と継続性は? Aコスト効果改善、人件費、諸経費の減で販売管理費が抑えられた。 Q年間パスポートキャンペーンは地方のゲストには不利では? A首都圏のゲストを対象にしているので確かに地方ゲストには不利。貴重なご意見として受け取ります。 Qシルク・ドゥ・ソレイユでの株主優待を考えて欲しい? A株主優待の更なる充実・変更を考慮します。貴重なご意見として受け取る。 Qスタンバイの待ち時間がファストパスにより長く待つことに? A正確な時間表示を指導します。 Qパーク内での列への合流、割込みについて? Aキャストが見た場合には注意をしているが、全てを見ることは難しい。ゲストのマナーも重要となる。 Q高齢化に伴いパーク内にも休憩所が欲しい? Aアンケートなどでも承知している。計画的に着実に拡充している。 |
全般的に震災時の対応を評価する株主が多く、好印象な総会でした。
期末配当は1株50円で年間配当は100円です。
